帝国と慈善 ビザンツ

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帝国と慈善 ビザンツ
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内容紹介

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目次

  • 序論 「帝国」の原像ヘ ビザンツ国家の射程
  • 一 歴史の律動のなかで 二 ビザンツ国家の帝国性 三 本書のねらいと構成
  • 第一部 帝国教会の財産形成
  • 第一章 キリスト教帝国と教会 教会の税制特権形成
  • はじめに 一 研究史の傾向と対象への視角 二 国家の法的措置 三 教会に対する諸特権の付与 四 聖職者に対する「免税」措置 五 社会救済活動に対する国家の配慮 おわりに
  • 第二章 教会寄進と国家権力 五・六世紀の法制化
  • はじめに 一 問題への視角 二 教会施設設立の法規制化 三 教会財産保全への法的配慮 おわりに
  • 第二部 寄進・慈善・国家権力
  • 第三章 マリアの遺言と帝国役人 貴族の遺言執行と国家機構
  • はじめに 一 パクーリアノス家の家産 二 永遠の記憶の中の寄進者 三 帝国財政制度の中の寄進 四 永遠の記憶と歴史の証言 おわりに
  • 第四章 アッタレイアテスの家産政策 慈善施設設立の理念と打算
  • はじめに 一 一一世紀ビザンツ社会とアッタレイアテスの『定書』 二 アッタレイアテスの生涯と家族 三 アッタレイアテスの財産寄贈と施設管理 四 アッタレイアテスの意図と施設のその後 おわりに
  • 第五章 ヨハネスニ世と帝国病院 皇帝寄進とコンスタンティノープルの福祉
  • はじめに 一 伝承された設立文書 二 資産と活動 三 医療の実際 おわりに
  • 第六章 ビザンツ国家と慈善施設 皇帝・教会・市民をめぐる救貧制度
  • はじめに 一 六世紀における慈善施設の公的管理 二 一一世紀における慈善施設の私的経営 三 帝国行政のなかの病院の特権的地位 おわりに 皇帝と慈善施設
  • 第三部 神の資産と皇帝の配慮
  • 第七章 財政問題のなかの修道院 皇帝たちの苦悩と配慮
  • はじめに 皇帝文書の謎 一 一〇世紀諸皇帝の配慮 二 修道院の叢生と帝国の規制 三 歴史家の証言 四 若きバシレイオス二世の苦悩 五 皇帝たちの対教会政策 おわりに
  • 第八章 教会施設の俗人管理問題 カリスティキアの展開と濫用
  • はじめに 一 カリスティキアの問題性 二 カリスティキアの諸特徴と起源 三 カリスティキアの発生と「濫用」の実体 四 一〇世紀の帝国財政政策とカリスティキアの発展 五 一一世紀の諸事例と教会人の反応 おわりに 規制を越えて
  • 第九章 修道院所領と帝国租税システム 神の恩寵・皇帝の管理
  • はじめに 一 保存された羊皮紙 事実としての文書 二 所領をめぐる陳情 三 修道院財産の保全と国家権力の役割 四 国家役人の所領調査と修道院の権利保全 五 「移動する農民」の帰趨 おわりに
  • 結語
  • あとがき
  • 参考文献

製品情報

製品名 帝国と慈善 ビザンツ
著者名 著:大月 康弘

著者紹介

著:大月 康弘(オオツキ ヤスヒロ)

1962年生まれ。 歴史学者、経済学者。一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は、東ローマ帝国史、ヨーロッパ経済史。
一橋大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士。
著書に、『帝国と慈善 ビザンツ』(日経・経済図書文化賞)『ヨーロッパ 時空の交差点』
『コンスタンティノープル使節記』(リウトプランドの原文全訳+註および論文)など、
訳書に、ピエール・マラヴァル『皇帝ユスティニアヌス』ベルナール・フリューザン『ビザンツ文明』マガリ・クメール/ブリューノ・デュメジル『ヨーロッパとゲルマン部族国家』(共訳)などがある。

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