天保改革の法と政策

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天保改革の法と政策
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内容紹介

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目次

  • 序章 研究史の整理と本書の課題
  • 第一篇 天保改革と「触」
  • 第一章 都市の「触」より見た天保改革の特質
  • 第一節 京都と江戸の触の比較
  • 第二節 天保十三年五月の書付とその実効性
  • 第三節 諸大名に対する触と天保改革の都市政策
  • 第二章 天保改革における都市政策の展開と「触」
  • 第一節 借金銀利息引下げ令について
  • 第二節 質物利息引下げ令について
  • 第三節 相対済令について
  • 補論一 天保期以降の江戸の「惣触」と「町触」について
  • 第一節 惣触と町触の区別への経緯
  • 第二節 惣触と町触の区別の実態
  • 第二篇 風俗取締り政策と身分制の再編
  • 第三章 無宿野非人旧里帰郷令とその廃止
  • 第一節 無宿野非人旧里帰郷令の内容と実施状況
  • 第二節 追放刑の改正議論
  • 第三節 無宿野非人旧里帰郷令の廃止
  • 第四章 人別改令の改正と風俗取締り政策の展開
  • 第一節 人別改令の改正とその施行細則
  • 第二節 風俗取締り政策と人別改令
  • 第三節 遊女の吉原への移住と人別改令の改正
  • 第五章 近世後期の江戸における宗教者の統制
  • 第一節 近世中・後期の江戸における宗教者統制
  • 第二節 天保改革における宗教者統制策
  • 補論二 江戸の人足寄場の性格とその変化をめぐって
  • 第一節 先行研究と問題の所在
  • 第二節 設立当初の人足寄場と文政三年の被追放刑者の収容
  • 第三節 天保期の人足寄場と油絞作業の開始
  • 第四節 天保期以降の人足寄場と「油絞」
  • 第五節 結び
  • [補説]
  • 第三篇 天保改革の経済政策の特色
  • 第六章 天保十三年の地代店賃引下げ令の成立過程について
  • 第一節 地代店賃引下げ令の成立
  • 第二節 地代、店賃引き下げの調査結果
  • 第三節 天保改革以後の地代店賃引下げ令の展開
  • 第七章 天保十四年十二月の無利息年賦返済令の成立とその意義
  • 第一節 旗本、御家人への貸金と札差
  • 第二節 半高棄捐・半高無利息令と札差改革の展開
  • 第三節 無利息年賦返済令の成立
  • 第八章 天保改革における経済政策の一側面 借金銀利息引下げ令、金公事改革、相対済令の再検討を中心に
  • はじめに
  • 第一節 三氏の説の検討
  • 第二節 借金銀利息引下げ令の成立と金公事改革
  • 第三節 相対済令の成立とその意義
  • 第四節 天保改革の経済政策の一側面 むすびにかえて
  • 終章 天保改革の特質とその評価
  • あとがき

製品情報

製品名 天保改革の法と政策
著者名 著:坂本 忠久

著者紹介

著:坂本 忠久(サカモト タダヒサ)

1959年生まれ。法制史学者。東北大学大学院法学研究科教授。早稲田大学法学部卒、金沢大学大学院修士課程修了、大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士(東北大学)。専門は、日本近世の法制史。
著書に、『天保改革の法と政策』『近世後期都市政策の研究』『近世都市社会の「訴訟」と行政』『近世江戸の都市法とその構造』『藩法史料叢書 1 佐野藩』(編)などがある。

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