他者の原トポス 存在と他者をめぐるヘブライ・教父・中世の思索から

創文社オンデマンド叢書
タシャノゲントポス ソンザイトタシャヲメグルヘブライキョウフチュウセイノシサクカラ
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他者の原トポス 存在と他者をめぐるヘブライ・教父・中世の思索から
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内容紹介

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目次

  • 序論 他者と存在-神-論
  • 本論 存在と他者のトポスへ
  • 第一部 原トポスの哲学 教父・中世哲学と他者
  • 第一章 ニュッサのグレゴリオス(三三〇頃-三九四頃)
  • I 一期一会 『雅歌講話』に即して
  • II 出会いの解釈学
  • 第二章 アウグスティヌス(三五四-四三〇)
  • I ロゴスの転位と他者の拓け 『告白』に即して
  • II 汝の近みゆえに我在り
  • 第三章 トマス・アクイナス(一二二五頃-七四)
  • I 他者のトポス・存在判断
  • II 「存在-神-論」の彼方
  • 第四章 マイスター・エックハルト(一二六〇-一三二八)
  • 第二部 原トポスの神学 ヘブライ・新約思潮
  • 第五章 他者の誕生と喪失 『創世記』に即して
  • 第六章 ハーヤー存在論と他者のエチカ 『ルカ』の「善きサマリア人の譬え」より
  • 第七章 死と甦り 『マルコ』の空虚の墓の物語より
  • 第八章 プネウマ言語と他者の記憶 『ヨハネ』十三-十七章
  • むすびとひらき
  • あとがき
  • 初出一覧
  • 文献表

製品情報

製品名 他者の原トポス 存在と他者をめぐるヘブライ・教父・中世の思索から
著者名 著:宮本 久雄

著者紹介

著:宮本 久雄(ミヤモト ヒサオ)

1945年生まれ。神学者、哲学者。東京大学名誉教授。専門は、古代・中世のキリスト教思想。東京大学文学部哲学科卒、同大学院修士課程修了。東京大学博士(学術)。和辻哲郎文化賞受賞。
著書に、『教父と愛智』『宗教言語の可能性』『「関わる」ということ』『福音書の言語宇宙』『他者の原トポス』『存在の季節』『愛の言語の誕生』『恨と十字架』『「ヨブ記」物語の今日的問いかけ』『いのちの記憶』『他者の甦り』『身体を張って生きた愚かしいパウロ』『旅人の脱在論』『ヘブライ的脱在論』『他者の風来』『出会いの他者性』『隠れキリシタン』など、
訳書に、V.ロースキィ『キリスト教東方の神秘思想』など多数ある。

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