内容紹介
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目次
- 序論 他者と存在-神-論
- 本論 存在と他者のトポスへ
- 第一部 原トポスの哲学 教父・中世哲学と他者
- 第一章 ニュッサのグレゴリオス(三三〇頃-三九四頃)
- I 一期一会 『雅歌講話』に即して
- II 出会いの解釈学
- 第二章 アウグスティヌス(三五四-四三〇)
- I ロゴスの転位と他者の拓け 『告白』に即して
- II 汝の近みゆえに我在り
- 第三章 トマス・アクイナス(一二二五頃-七四)
- I 他者のトポス・存在判断
- II 「存在-神-論」の彼方
- 第四章 マイスター・エックハルト(一二六〇-一三二八)
- 第二部 原トポスの神学 ヘブライ・新約思潮
- 第五章 他者の誕生と喪失 『創世記』に即して
- 第六章 ハーヤー存在論と他者のエチカ 『ルカ』の「善きサマリア人の譬え」より
- 第七章 死と甦り 『マルコ』の空虚の墓の物語より
- 第八章 プネウマ言語と他者の記憶 『ヨハネ』十三-十七章
- むすびとひらき
- あとがき
- 初出一覧
- 註
- 文献表
製品情報
製品名 | 他者の原トポス 存在と他者をめぐるヘブライ・教父・中世の思索から |
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著者名 | 著:宮本 久雄 |