内容紹介
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目次
- 目次
- 序章 出土文字史料研究の立場と方法
- 一 本書の立場と方法 二 本書の構成 三 使用テクストと凡例
- 第一部 素材としての出土文字史料
- 第一章 刻歯簡牘初探 漢簡形態論のために
- はじめに 一 符・刻券 二 出入錢穀衣物簡 三 契約文書簡 おわりに コメント
- 第二章 魏晋楼蘭簡の形態 封検を中心として空
- はじめに 一 楼蘭出土封検の分類 二 小型封検の検討(1) 三 大型封検の検討 四 小型封検の検討(2) 五 漢簡との連続性 おわりに コメント
- 第三章 簡牘・〓帛・紙 中国古代における書写材料の変遷
- はじめに 一 紙の出現 二 蔡倫以前以後 三 簡牘から紙へ おわりに コメント
- 第二部 制度と習俗の復元
- 第四章 里耶秦簡と移動する吏
- はじめに 一 里耶秦簡J1(8)135 二 張家山漢簡「奏〓書」案例一八 三 周家台三〇号秦墓出土暦譜 四 里耶秦簡J1(16)5 おわりに コメント
- 第五章 王杖木簡再考
- はじめに 一 王杖木簡概要 二 王杖詔書冊 三 挈令と詔書冊の編集 四 蘭台から武威へ おわりに コメント
- 第六章 長沙東牌楼出土木牘と後漢後半期の訴訟
- はじめに 一 東牌楼七号古井(J7)と出士簡牘 二 1001号木牘の釈読 三 1001号木牘に見える訴訟の特徴 四 後漢後半期の訴訟と社会 おわりに コメント
- 第七章 漢代結〓習俗考
- はじめに 一 関連史料の提示 二 結〓の理念 三 〓の起源 おわりに コメント
- 第三部 居延漢簡研究の地平
- 第八章 漢代エチナ=オアシスにおける開発と防衛線の展開
- はじめに
- 一 部(1) その編成 二 部(2) その機能 三 塞 辺境の防壁 四 オアシス 塞の内側 おわりに コメント
- 第九章 日本における居延漢簡研究の回顧と展望 古文書学的研究を中心に
- はじめに 一 研究史(1) 一九四七~一九五七年 二 研究史(2) 一九五八~一九八九年 三 現状と方法論的展望 おわりに コメント 付篇
- 第十章 爵制論の再検討
- 一 爵と刑 二 賜爵記事の再検討 三 爵のいわゆる伝統的性格 四 展望 コメント
- 第十一章 皇帝支配の原像 民爵賜与を手がかりに
- はじめに 一 先行学説の批判 二 恩徳としての賜与 三 賜爵と奉仕
- おわりに
- コメント
- あとがき
製品情報
製品名 | 秦漢出土文字史料の研究(東洋学叢書) 形態・制度・社会 |
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著者名 | 著:籾山 明 |