論語義疏の研究(東洋学叢書)

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論語義疏の研究(東洋学叢書)
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 序章 『論語義疏』研究の目的と本書の構成
  • 一 皇侃について 二 『論語義疏』に潜む問題 三 『論語義疏』のテキスト 四 本書の構成
  • 第一章 旧抄本『論語義疏』の研究
  • (一) 『論語義疏』の日本伝来とその時期
  • (二) 旧抄本『論語義疏』成書過程の解明
  • まえがき 一 旧抄本『論語義疏』に書き入れられている〓〓『論語正義』の検討 二 『論語正義』書き入れの意図 三 『論語正義』書き入れにかかわる『経籍訪古志』、島田、武内説批判 四 藤原頼長『台記』に見える『論語義疏』と『論語正義』 五 『論語正義』書き入れの時期 九華和尚の見た『論語義疏』 まとめ
  • (三)『論語総略』と『論語義疏』
  • まえがき 一 『論語総略』の構成究 二 「大綱」について 三 「題名」について 四 「本之同異」について 五 「二十篇目録并篇次大意」について 「篇次大意」所引『論語義疏』の分析 まとめ
  • 第二章 敦煌本『論語疏』の研究
  • (一) 敦煌本『論語疏』経文の検討
  • まえがき 一 旧抄本『論語義疏』と敦煌本『論語疏』の経、集解、疏 二 敦煌本『論語疏』の分章 三 敦煌本『論語疏』経文の分析
  • (二) 敦煌本『論語疏』に見える「通釈」の検討
  • まえがき 一 「通釈」及び「章旨」「梗概」の分析 二 敦煌本『論語疏』の「通釈」及び「章旨」「梗概」と旧抄本『論語義疏』の「疏」との対応まとめ
  • (三) 敦煌本『論語疏』に見える「提示句」の検討
  • まえがき 一 「提示句」用語を用いない場合 二 「提示句」の末尾に「者」字を置く場合三 「提示句」用語の個別的検討
  • (四) 敦煌本『論語疏』の疏文を中心とした解読と分析
  • まえがき 一 『論語疏』第一の解読と分析 二 『論語疏』第二の解読と分析
  • 第三章 旧抄本『論語義疏』と敦煌本『論語疏』
  • まえがき 一 敦煌本『論語疏』の分章再論 二 敦煌本『論語疏』と旧抄本『論語義疏』の疏について 三 「通釈」をめぐって 四 「提示句」をめぐって 五 旧抄本『論語義疏』の疏に見える問題 六 旧抄本『論語義疏』に見える「訓詁疏」 七 敦煌本『論語疏』の「提示句」に見える「仰……」について まとめ
  • 第四章 『経典釈文』「論語音義」と『論語義疏』
  • まえがき 一 「論語音義」に見える『論語義疏』と『論語義疏』改竄説 二 「論語音義」所引『論語義疏』 三 訓詁・字句異同にかかわる「論語音義」の検討 四 分章にかかわる「論語音義」の検討 まとめ
  • 附論
  • 附論一 呉騫『皇氏論語義疏参訂』十巻初探
  • 附論二 『論語義疏』の二種の校本、『根本校正本』と『武内校本』をめぐって
  • 附論三 日本における『論語義疏』の受容
  • 附論四 『論語』「学而」篇「有朋自遠方来、不亦楽乎」をめぐって
  • 附論五 『論語義疏』研究の道筋
  • あとがき

製品情報

製品名 論語義疏の研究(東洋学叢書)
著者名 著:高橋 均

著者紹介

著:高橋 均(タカハシ ヒトシ)

1936年生まれ。中国文献学者。東京外国語大学名誉教授。
東京教育大学文学部漢文学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。
著書に、『中国語解釈の基礎』『論語義疏の研究(東洋学叢書) 』『経典釈文論語音義の研究(東洋学叢書)』など、
訳書に、趙紀彬『論語新探 論語とその時代』温端政『諺語のはなし 中国のことわざ』 (共編訳)などがある。

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