ユ信と六朝文学(東洋学叢書)

創文社オンデマンド叢書
ユシントリクチョウブンガクトウヨウガクソウショ
  • 電子のみ
ユ信と六朝文学(東洋学叢書)
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 前言
  • 序論 三国・六朝文学の課題
  • 第一節 王粲の文学 宮廷詩人と流民の視座
  • 第二節 阮籍「詠懐」詩の自我構造
  • 第一部 東晉・宋代の詩人
  • 第一章 陶淵明の文学
  • 第一節 「形影神三首」詩と仏教
  • 第二節 「雑詩十二首」における死生観
  • 第二章 謝霊運の文学
  • 第一節 謝霊運の資性と詩
  • 第二節 謝霊運の「山居賦」の構造と仏教
  • 第二部 ユ信の文学
  • 第一章 ユ信の前半生の文学
  • 第一節 前半生の銘と賦
  • 第二節 南朝時代の詩の特質
  • 第二章 「擬詠懐二十七首」の方法
  • 第一節 「擬」と「詠懐」の方法
  • 第二節 ユ信「擬詠懐二十七首」の方法
  • 第三節 「擬詠懐」における自己像の形成
  • 第四節 詠懐と叙事
  • 第三章 後期の賦の特徴
  • 第一節 「竹杖賦」における再生への希求
  • 第二節 「哀江南賦」の表現構成 歴史と招魂
  • 第四章 後期のユ信とその文学的立場
  • 第一節 「擬連珠」四十四首の表現と論理
  • 第二節 ユ信と北周滕王
  • 第三部 ユ信以後の六朝文学
  • 第一章 北周王族の文学と思索
  • 第一節 北周趙王の文学 聖武天皇『雑集』を資料として
  • 第二節 北周趙王へのユ信の影響
  • 第二章 「羈旅の臣」の文学
  • 第一節 江総の文学
  • 第二節 顔之推の文学 「観我生賦」を中心に
  • あとがき

製品情報

製品名 ユ信と六朝文学(東洋学叢書)
著者名 著:安藤 信廣

著者紹介

著:安藤 信廣(アンドウ ノブヒロ)

1949年生まれ。中国文学者。東京教育大学文学部文学科漢文学専攻卒業、同大学院文学研究科中国古典学修士課程修了。東京女子大学名誉教授。博士(文学)。
著書に、『中国の文学論』(共著)『漢文を読む本』『漢詩入門はじめのはじめ』『漢文教育の諸相』(共著)『陶淵明』(共著)『ユ信と六朝文学』『聖武天皇宸翰『雑集』「周趙王集」研究』などがある。

オンライン書店で見る