睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会(東洋学叢書)

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睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会(東洋学叢書)
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 序章 睡虎地秦簡と中国古代社会史研究
  • 第一章 内史の再編と内史・治粟内史の成立
  • はじめに
  • 第一節 睡虎地秦簡にみえる内史の問題点
  • 第二節 睡虎地秦簡にみえる内史の構成
  • 第三節 内史の変遷と再編
  • むすび
  • 第二章 秦の都官と封建制
  • はじめに
  • 第一節 先学の解釈とその問題点
  • 第二節 秦簡にみえる都官の構造
  • 第三節 都官設置の歴史的背景
  • むすび
  • 第三章 秦の領土拡大と国際秩序の形成
  • はじめに
  • 第一節 秦の属邦と道制
  • 第二節 前漢における属国と道
  • 第三節 後漢における属国と道
  • 第四節 秦簡における属邦と臣邦真戎君長
  • むすび
  • 第四章 睡虎地秦簡「日書」の基礎的検討
  • はじめに
  • 第一節 「日書」の形態とその内容
  • 第二節 「日書」の占法原理と問題点
  • 第三節 日者と「日書」の関係
  • 第四節 その他の「日書」について
  • むすび
  • 第五章 「日書」を通してみた国家と社会
  • はじめに
  • 第一節 語彙分析よりみた甲種と乙種の用字傾向
  • 第二節 「日書」の占辞における地域性をめぐる問題点
  • 第三節 「日書」の語彙分析よりみた国家の諸相
  • 第四節 「日書」の語彙分析よりみた官制の諸相
  • 第六章 先秦社会の行神信仰と萬
  • はじめに
  • 第一節 漢代の行神と祖道
  • 第二節 「日書」における行神と祖道
  • 第三節 出行における吉凶の時日とその構造
  • 第四節 帰家の吉凶と通過儀礼
  • 第七章 「日書」における道教的習俗
  • はじめに
  • 第一節 中国古代の行旅
  • 第二節 放馬灘秦簡「日書」にみえる「律書」と納音
  • 第三節 禁呪の形式
  • 第四節 禹歩と四縦五横
  • むすび
  • 第八章 萬の変容と五祀
  • はじめに
  • 第一節 嫁娶日の吉凶にかかわる禹
  • 第二節 治癒神としての禹
  • 第三節 アジールの神としての禹
  • 第四節 行神祭祀と五祀
  • むすび
  • 第九章 「日書」に反映された秦・楚のまなざし
  • はじめに
  • 第一節 「玄戈」における秦・楚の占法原理の差異
  • 第二節 「稷辰」・「秦」における楚のまなざし
  • 第三節 建除における楚のまなざし
  • 第四節 「歳」における秦のまなざし
  • むすび
  • 第十章 戦国秦の嗇夫制と県制
  • はじめに
  • 第一節 県邑を主管する嗇夫
  • 第二節 県令と県嗇夫・大嗇夫
  • 第三節 「語書」と県・道嗇夫
  • むすび
  • 終章 睡虎地秦簡よりみた戦国秦の法と習俗
  • はじめに
  • 第一節 秦律にたいする楚暦の影響
  • 第二節 「封診式」毒言における悪口のタブー
  • 第三節 「封診式」にあらわれた国家と家族・共同体
  • 第四節 「語書」と六国の統一
  • 第五節 戦国秦における法治主義の転換
  • むすび
  • あとがき
  • 欧文目次

製品情報

製品名 睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会(東洋学叢書)
著者名 著:工藤 元男

著者紹介

著:工藤 元男(クドウ モトオ)

1950年生まれ。東洋史学者。元早稲田大学文学学術院(文学部)教授。専門は中国古代史。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、同大学院文学研究科博士後期課程(東洋史専攻)単位取得退学。博士号取得。第1回東方学会賞受賞。
著書に、『中国古代文明の謎』『睡虎地秦簡よりみた秦代の國家と社會』『中国古代文明の形成と展開』『占いと中国古代の社会 : 発掘された古文献が語る』ほか多数ある。

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