ジョナサン・エドワーズ研究 アメリカ・ピューリタニズムの存在論と救済論

創文社オンデマンド叢書
ジョナサンエドワーズケンキュウ アメリカピューリタニズムノソンザイロントキュウサイロン
  • 電子のみ
ジョナサン・エドワーズ研究 アメリカ・ピューリタニズムの存在論と救済論
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 序章 エドワーズの思想史的位置
  • 第一章 傾向的存在論
  • 一 存在論的慣性論の歴史
  • 1 アリストテレス
  • 2 トマス・アクィナス
  • 3 トマス以降エドワーズの思想的周辺まで
  • 二 エドワーズの傾向的存在論
  • 1 初期エドワーズの思想的発展
  • 2 傾向的存在論の展開
  • 第二章 回心 注入の恩恵
  • 一 「注入」と「照明」
  • 1 カルヴァン
  • 2 エイムズ
  • 3 「助力」論争
  • 4 エドワーズ
  • 二 傾向性の変化としての回心
  • 三 注入の諸相
  • 1 注入と人間的準備
  • 2 注入と内住
  • 3 注入と可感性
  • 第三章 回心 新しい内的原理
  • 一 注入の賜物
  • 1 新しい傾向性
  • 2 「造られざる恵み」
  • 3 内在的原理
  • 二 テュレティーニにおける注入の賜物
  • 三 エドワーズにおける注入の賜物
  • 1 プロテスタント原理
  • 2 カトリック実質
  • 第四章 義認 神の賜物の冠
  • 一 エドワーズにおける義認論の位置
  • 二 アルミニウス主義の義認論
  • 三 法廷的義認論
  • 四 転嫁とその存在論的な基礎づけ
  • 1 アダム論的転嫁(原罪論)
  • 2 キリスト論的転嫁(義認論)
  • 五 エドワーズ義認論の特質
  • 1 信仰の能動性
  • 2 神の先行的受容
  • 3 義認に先立つ人間的善
  • 4 「自らの賜物に冠を授け給う神」
  • 第五章 義認 体系的比較
  • 一 成義的注入論と宣義的転嫁論
  • 1 義認論における「注入」
  • 2 対立構造の前提
  • 二 義認と聖化の救済論的秩序
  • 1 プロテスタント的視点
  • 2 カトリック的視点
  • 三 「形相づけられた信仰」
  • 1 術語の相違
  • 2 文脈の相違
  • 第六章 聖化 回心と義認の継続
  • 一 再生と聖化
  • 二 キリスト教的実践
  • 三 堅忍の賜物
  • 第七章 栄化 創造の究極目的
  • 一 個人終末論
  • 二 流出と還流
  • 1 三位一体の神の傾向性
  • 2 人間の神への参与
  • 付論 エドワーズ的な「神化」の概念について
  • 結章 エキュメニカルな救済論の構築にむけて
  • あとがき
  • 引用文献

製品情報

製品名 ジョナサン・エドワーズ研究 アメリカ・ピューリタニズムの存在論と救済論
著者名 著:森本 あんり

著者紹介

著:森本 あんり(モリモト アンリ)

1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。
国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。
著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、
訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。

オンライン書店で見る