神学大全41 第III部 第60問題~第65問題

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神学大全41 第III部 第60問題~第65問題
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 目次
  • 第六十問題 秘跡とは何か
  • 第一項 秘跡は徴し・記号の類に属するか
  • 第二項 聖なる実在の徴しはすべて秘跡であるか
  • 第三項 秘跡は―つの実在のみの徴しであるか
  • 第四項 秘跡は常に何らかの可感的な事物であるか
  • 第五項 秘跡には特定の事物が必要とされるか
  • 第六項 諸々の秘跡の意味表示においては言葉が必要とされるか
  • 第七項 秘跡においては特定の言葉が必要とされるか
  • 第八項 秘跡の形相を構成する言葉に或ることを付加してもよいか
  • 第六十一問題 秘跡の必要性
  • 第一項 諸々の秘跡は人間の救いのために必要であったか
  • 第二項 罪以前の人間にとって諸々の秘跡は必要であったか
  • 第三項 罪以後、キリスト以前に諸々の秘跡は在るべきであったか
  • 第四項 キリスト以後何らかの秘跡が存在すべきであったか
  • 第六十二問題 秘跡の主要な結果、すなわち恩寵について
  • 第一項 諸々の秘跡は恩寵の原因であるか
  • 第二項 秘跡的恩寵は諸々の徳や賜物の恩寵に何かを付け加えるか
  • 第三項 新法の秘跡は恩寵をふくんでいるか
  • 第四項 秘跡のうちには恩寵を生ぜしめる何らかのちからがあるか
  • 第五項 新法の諸々の秘跡はキリストの受難からしてちからを有するか
  • 第六項 旧法の秘跡は恩寵を生ぜしめたか
  • 第六十三問題 秘跡の他の結果、すなわち霊印について
  • 第一項 秘跡は霊魂のうちに何らかの霊印を刻みつけるか
  • 第二項 霊印は霊的な能力であるか
  • 第三項 秘跡的霊印はキリストの霊印であるか
  • 第四項 霊印は霊魂の諸能力のうちに基体のうちに在るような仕方で在るか
  • 第五項 霊印は消すことのできない仕方で霊魂のうちに在るか
  • 第六項 新法のすべての秘跡によって霊印が刻印されるか
  • 第六十四問題 秘跡の原因について
  • 第一項 神のみが秘跡の結果を生じるために内的に働き給うか、それとも執行・奉仕者も働きを為すか
  • 第二項 諸々の秘跡は神の制定のみに由来するか
  • 第三項 キリストは人間として、秘跡の内的結果を生ぜしめる権能を有し給うたか
  • 第四項 キリストは諸々の秘跡において有し給うた自らの権能を奉仕者たちに分与することができたか
  • 第五項 悪しき奉仕者たちによって秘跡が授けられることが可能か
  • 第六項 悪しき者は秘跡を司ることで罪を犯すか
  • 第七項 天使たちは秘跡を司ることができるか
  • 第八項 執行・奉仕者の意向は秘跡の完成のために必要とされるか
  • 第九項 奉仕者の信仰は秘跡にとって必要不可欠であるか
  • 第十項 秘跡の完成のためには奉仕者の直しい意向が必要とされるか
  • 第六十五問題 秘跡の数について
  • 第一項 七つの秘跡があるべきか
  • 第二項 前述の秘跡の順序は適切であるか
  • 第三項 聖体の秘跡は諸々の秘跡のなかで最も重要であるか
  • 第四項 すべての秘跡が救いのために必要不可欠であるか
  • 訳者注
  • 解説 トマス・アクィナアスの秘跡神学

製品情報

製品名 神学大全41 第III部 第60問題~第65問題
著者名 著:トマス・アクィナス 訳:稲垣 良典

著者紹介

著:トマス・アクィナス(トマス・アクィナス)

1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。

訳:稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)

1928-2022。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞,『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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