幕藩体制国家の法と権力III:大名留守居の研究

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幕藩体制国家の法と権力III:大名留守居の研究
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内容紹介

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目次

  • 緒論
  • 本論
  • 第一章 大名留守居の濫觴
  • 第一節 大名留守居濫觴に関する二つの説とその信憑性
  • 1 二つの説の概略とその支持者 ~ 3 『武営政緒録』説とその信憑性
  • 第二節 若干の藩の留守居創置時期とその制約
  • 1 若干の藩の留守居創置の時期 2 留守居創置時期の制約
  • 第二章 大名留守居制の成立
  • 第一節 序説
  • 第二節 大名留守居制成立の時期
  • 1 留守居制成立の時期 ~ 3 小括
  • 第三節 大名留守居制成立の意義
  • 第三章 留守居の概要
  • 第一節 序説
  • 第二節 留守居の組織
  • 第一款 留守居の組織
  • 第二款 留守居の名称
  • 第三款 留守居の定員
  • 第三節 留守居の格式と役順
  • 第一款 留守居の格式
  • 第二款 留守居の役順
  • 第四節 留守居の禄高、役高、役料・手当および特権
  • 第一款 留守居の禄高
  • 第二款 留守居の役高
  • 第三款 留守居の役料・手当
  • 第四款 留守居の特権
  • 第五節 留守居の兼職と退任後の役職
  • 第一款 留守居の兼職
  • 第二款 留守居退任後の役職
  • 第三款 二人の留守居の経歴
  • 第六節 留守居の世襲制
  • 第一款 世襲の実態
  • 第二款 世襲制の長所と短所
  • 第四章 留守居組合の起源とその種類
  • 第一節 留守居組合の起源
  • 1 向組 2 同席組合
  • 第二節 留守居組合結成の意義
  • 第三節 留守居組合の種類
  • 第一款 留守居組合の種類
  • 第二款 留守居組合の構成
  • 第五章 留守居の職務
  • 第一節 序説
  • 第二節 対幕府関係
  • 第一款 大名公辺勤向の補佐
  • 第二款 幕政の動向探索とその対応
  • 第三款 幕府法の解釈と導入
  • 第三節 対他藩関係
  • 第一款 他藩との交際
  • 第二款 他藩の動向調査
  • 第四節 江戸その他の情報収集
  • 1 江戸その他の情報収集 2 情報の藩政への反映
  • 第五節 結語
  • 第六章 留守居組合の実態
  • 第一節 序説
  • 第二節 留守居組合の組織
  • 1 筆頭と筆末 2 古役と新役
  • 第三節 留守居組合への加入と退出
  • 第四節 留守居組合の活動
  • 第一款 寄合の開催
  • 第二款 廻状の送達
  • 第七章 幕府の留守居取締り
  • 第一節 序説
  • 第二節 宝永期の取締り
  • 第三節 享保~寛保期の取締り
  • 1 大名の取締り 2 幕府の取締り
  • 第四節 安永・天明期の取締り
  • 1 幕府の取締り 2 大名の取締り
  • 第五節 寛政期の取締り
  • 第六節 享和・文化期の取締り
  • 第七節 天保期の取締り
  • 第八節 幕末期の取締り
  • 第九節 結語
  • 第八章 大名留守居制の意義
  • 第一節 序説
  • 第二節 幕藩関係における意義
  • 1 近世初期 ~ 4 幕末期
  • 第三節 藩政上における意義
  • 1 藩法の画一化 ~ 3 藩支配体制の弛緩
  • 第四節 結語
  • 結論
  • あとがき

製品情報

製品名 幕藩体制国家の法と権力III:大名留守居の研究
著者名 著:服藤 弘司

著者紹介

著:服藤 弘司(ハラフジ ヒロシ)

1921~ 2005年。法制史学者、東北大学名誉教授。九州帝国大学卒。近世武家法が専門。
著書に、『幕府法と藩法(幕藩体制国家の法と権力1)』『大名預所の研究(幕藩体制国家の法と権力2)』『大名留守居の研究(幕藩体制国家の法と権力3)』『刑事法と民事法(幕藩体制国家の法と権力4)』『相続法の特質(幕藩体制国家の法と権力5)』『地方支配機構と法(幕藩体制国家の法と権力6)』『『公事方御定書』研究序説――『寛政刑典』と『棠蔭秘艦』収録『公事方御定書』』、『幕末御触書集成 全6巻別巻』(石井良助共編著)『三奉行問答(問答集)』(共編著)『火附盗賊改の研究 史料編』(共編著)『藩法史料叢書 2 金沢藩』(共編著)『御触書集成目録』(石井良助共編)などがある。

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