言葉の捕囚 聖書の沈黙からアウシュヴィッツの沈黙へ

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言葉の捕囚 聖書の沈黙からアウシュヴィッツの沈黙へ
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内容紹介

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目次

  • 目次 
  • 凡例
  • 巻頭の辞
  • 聖書の沈黙への序曲
  • 形態論・光景
  • 創造は沈黙である
  • 「創造者」は沈黙である
  • 被造物は沈黙である
  • 無-言の発言
  • 反論のない発言
  • 統辞論・構造
  • 沈黙の出現
  • 冒険のおける沈黙・エゼキエル
  • 欠如における沈黙・ルツとエステル
  • 試練における沈黙・「アケダ―」
  • 摂理の沈黙・ヨセフ
  • 陰謀の沈黙・ヨブ
  • 罪責の誤解
  • 意味論・諸次元
  • 空虚の色
  • 夜と死の沈黙
  • プロメテウスとシシュフォス
  • 存在の貯蔵庫
  • 悪の華
  • ミサと約束
  • 口のきけない者の存在
  • 対話と二重唱
  • 対話と朗唱
  • 天の裏側
  • 隠された「顔」
  • 忘れられた穂の刈り取り人
  • 1 不活動
  • 言葉の以前
  • はじめにロゴスがあった
  • 言葉のピアニシモ
  • 反響か挫折か?
  • はじめにプロ・ロゴスがあった
  • 虚無の代弁者
  • 兄弟殺しと兄弟愛のリズムで、夜と死
  • 沈黙に以後
  • 沈黙とに対決・詩篇二二
  • 沈黙よりも静かな沈黙
  • 讃美、呪い、恐怖
  • 偶像の沈黙
  • 言葉のない予言者・サウル
  • ≪私はあなたに答えない≫
  • ユダヤ人のオイディプス
  • ユダヤ人のユリシーズ
  • 人間か操り人形か?
  • 神の暴力の沈黙
  • 神は言葉の凡てに賭ける
  • 神は沈黙の無に賭ける
  • 声よりも雄弁な沈黙
  • 沈黙の暴力
  • 2 活力
  • 言葉の創世記・バベルの冒険
  • 道に迷った言葉
  • 閉じられた言葉
  • 並行した独語・アダムとイヴ
  • 兄弟殺しの独語・カイン
  • デマゴギーの誕生
  • アーメンもなく、感謝もない
  • 大いなる神の光栄のために
  • 代表者の沈黙・ノア
  • 最初の仮面をつけた遊び・あなたはどこにいるのか?
  • 最初の仮面なしの遊び・あなたの兄弟はどこにいるのか?
  • 私と共に洪水がある
  • 第三の次元・もの
  • 所有のしるしに下に
  • 煉瓦の不死性・芸術と人為性
  • 頂上と奈落・英雄と猿
  • 酒は人間の舌をほぐす・ノア
  • 精神的領域の誕生
  • プロメテウスとニムロデ・言葉は贖うものを待っている
  • 言葉の出エジプト記・アブラハムの変身
  • 対話はシュメールに始まる
  • 対話は人間によって始まる
  • 言葉との格闘・アブラハム
  • 「言葉」は動詞となる
  • 沈黙の岩につながれたアブラハム
  • 創造から歴史への飛躍
  • 神よりも進んで
  • 召命と挑発
  • 機会を逸した出会い
  • 言葉の出会い・啓示
  • 沈黙の裸の真実
  • 雄弁で化粧された嘘
  • エレミヤの真空
  • 「シャッダイ」との出会い
  • 言葉の挫折・吊り橋と折れた虹
  • 約束は現実態における沈黙である
  • 試練は幕合の沈黙である
  • 神は危険を冒さない
  • 神は凡ての危険を冒す
  • 沈黙は「眠れる森の美女」ではない
  • 沈黙はアウシュヴィッツの側にある
  • 3 挑戦
  • アウシュヴィッツの挑戦
  • ≪アウシュヴィッツの後・・・・≫
  • 完全な挫折
  • 希望のわれら・エドモン・フレッグとエルンスト・ブロッホ
  • など

製品情報

製品名 言葉の捕囚 聖書の沈黙からアウシュヴィッツの沈黙へ
著者名 著:アンドレ・ネエル 訳:西村 俊昭

著者紹介

著:アンドレ・ネエル(アンドレ・ネエル)

1914~1988年。フランスの哲学者。ストラスブール大学教授。
代表著作に、『聖書の沈黙』『ショアと偉大な世界の悲劇の後の神の沈黙』などがある。

訳:西村 俊昭(ニシムラ トシアキ)

1930年生まれる。神学者。元日本聖書神学校特任教授。東京大学文学部仏文科卒業、青山学院大学大学院聖書神学思想専攻(博士課程終了)、フランス・ストラスブール大学院(宗教学博士)。
著書に、『「コーヘレトの言葉」注解』『ヨナ書註解』『旧約聖書における知恵と解釈』など、
訳書に、アンドレ・ネエル『言葉の捕囚』エドモン・ジャコブ『旧約聖書』エドモン・ジャコブ『聖書・文化・信仰』クロード・トレスモンタン『ヘブル思想の特質』などがある。

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