イギリス革命とユートウピア ピューリタン革命期のユートウピア思想

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イギリスカクメイトユートウピア ピューリタンカクメイキノユートウピアシソウ
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イギリス革命とユートウピア ピューリタン革命期のユートウピア思想
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内容紹介

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目次

  • はしがき
  • 凡例
  • 序説 ユートウピア思想史におけるイギリス革命
  • 第一章 長期議会の成立と『マカリア王国』――ルネサンス・ヒューマニズムの系譜――
  • 1 問題提起
  • 2 『マカリア王国』の性格
  • 3 ハートリブの思想的発展
  • 4 社会改革プランの展開
  • 5 むすび
  • 第二章 内戦の進展とピューリタン・ユートウピア――長老派・独立派・水平派・セクト――
  • 1 分析の視角
  • 2 ピューリタン・ユートウピアの成立
  • 3 サミュエル・ゴットの『ノワ・ソリマ』
  • 4 セクトと独立派の対抗
  • 5 ヒュー・ピーターの『よき為政者の善政』
  • 6 ピューリタン・ユートウピアの性格
  • 第三章 プロテクター期のユートウピア思想――国王派の挫折とピューリタニズムの解体――
  • 1 問題の所在
  • 2 ジェイムズ・ハウエルの社会批評
  • 3 マーガレット・キャヴェンディッシュの『きらめく新世界』
  • 4 『オシアナ』の解釈をめぐって
  • 5 プロテクター体制と『オシアナ』
  • 6 むすび――ピューリタニズムの解体
  • 第四章 一六五九年の危機――プロテクター制の崩壊とユートウピアの諸相――
  • 1 問題の所在
  • 2 プロテクターの体制の崩壊
  • 3 『ケイオス』とプロテクター体制
  • 4 プロックホイとプロテクトレイト・イングランド
  • 5 プロックホイのユートウピアとその実験
  • 6 ピューリタン・ユートウピアの復活
  • 7 バクスターの『聖なるコモンウェルス』
  • 8 エリオットの『クリスチャン・コモンウェルス』
  • 9 むすび
  • 第五章 王政復古とユートウピア――千年王国論の衰退と『ニュー・アトランティス』の復興――
  • 1 はじめに 
  • 2 千年王国思想の挫折と『オルビア』
  • 3 R・Hの『続ニュー・アトランティス』
  • 4 J・グランヴィルの『続ニュー・アトランティス』
  • 5 むすび――ピューリタニズムから<理性の時代>へ
  • 第六章 エピローグ――一八世紀への展望――
  • 文献目録
  • 人名索引

製品情報

製品名 イギリス革命とユートウピア ピューリタン革命期のユートウピア思想
著者名 著:田村 秀夫

著者紹介

著:田村 秀夫(タムラ ヒデオ)

1923-2003年。経済史学者。中央大学名誉教授。中央大学経済学部卒業。中央大学経済学博士。専門は、16-17世紀の英国政治経済史。
著書に、『市民社会の発展と社会思想』『社会思想史序説 近代社会観の形成』『イギリス革命思想史 ピューリタン革命期の社会思想』『近代社会の思想史』『イギリス・ユートウピアの原型 トマス・モアとウィンスタンリ』『西洋史の旅』『社会思想 歴史と風土』『イギリス革命 歴史的風土』『フランス革命史 思想と行動の軌跡』『イギリス革命とユートゥピア ピューリタン革命期のユートゥピア思想』『ユートピアの成立 トマス・モアの時代』『イギリス革命と現代』『ルネサンス 歴史的風土』『マルクス・エンゲルスとイギリス』『マルクスとその時代』『社会思想の展開 歴史的風土』『ヨーロッパ古城・寺院の旅』『ユートピアへの接近 社会思想史的アプローチ』『社会思想史の視点 研究史的接近』『ユートピアの展開 歴史的風土』『社会思想史への道』『トマス・モア』『社会史の展開 宗教と社会』『ユートウピアと千年王国 思想史的研究』などがある。

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