民法綱要1:総論(新版)

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民法綱要1:総論(新版)
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内容紹介

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目次

  • 目次
  • 新版第一巻への序
  • 凡例
  • 第一章 民法の意義
  • 第一節 予備的説明――市民社会に成立する基本的諸秩序
  • 第一款 序説
  • 第二款 「財貨秩序」及びその外郭秩序
  • 第一 定義
  • 第二 財貨の帰属および帰属主体の意思に基づく移転――「財貨秩序」
  • 一 「財貨帰属秩序」
  • 二 「財貨移転秩序」
  • 第三 財貨獲得に関する競争――「競争秩序」
  • 第四 労働力の売り手の団結権
  • 第三款 「人格秩序」およびその外郭秩序
  • 第一 定義
  • 第二 人格的利益の帰属――「人格秩序」
  • 一 「人格秩序」一般
  • 二 家族結合における「人格秩序」
  • 第三 環境からの生活利益の享受――「生活利益秩序」
  • 第四款 「権力秩序」――次節への序として
  • 第一 定義および論述範囲の限定
  • 第二 「権力秩序」の一環としての法的サンクション
  • 一 法的サンクションの意味および種別
  • 二 サンクション決定に関する裁判の依拠すべきもの――法
  • 第三 補説――「権力秩序」と他の諸秩序との関係、「公法と私法」の問題
  • 第二節 民事裁判とその規準
  • 第一款 民事紛争の解決と裁判
  • 第一 民事紛争解決のための諸制度
  • 第二 民事裁判の機能
  • 第二款 民事裁判の規準を取り出すべき源泉(法源)
  • 第一 総説
  • 第二 制定法
  • 一 制定形式による種別および相互間の優劣関係
  • 二 同一形式の制定法の間の優劣関係
  • 第三 慣習
  • 第四 「条理」
  • 第三款 民法(制定民法)とその適用
  • 第一 制定民法の概観
  • 第二 民法の適用範囲
  • 第三 民法適用の前提たる民法解釈
  • 一 序(解釈の意味)
  • 二 狭義の解釈
  • 三 欠缺補充
  • 四 反制定法的解釈(反制定法的法形成)
  • 第四 民法適用の対象たる「事実」の認定
  • 一 法律要件および要件事実
  • 二 主張責任
  • 三 立証責任
  • 第三節 実質的意義における民法
  • 第一款 伝統的なアプローチの問題性
  • 第一 「私法の一般法」という説明の問題性
  • 第二 「財産法および家族法」という二分法の問題性
  • 第二款 市民社会に成立する基本的諸秩序からのアプローチ
  • 第一 実質的意義における民法――その一般法的性格
  • 第二 実質的意義における民法の内容――伝統的二分法の再検討
  • 第四節 民法の体系
  • 第一款 実質的意義における民法の体系化のための素材の整理
  • 第二款 民法典の体系(日本民法典略史)
  • 第三款 実質的意義における民法の体系化――本書の編成
  • 第二章 権利
  • 第一節 権利の意義および種別
  • 第一款 権利の意義
  • 第二款 権利の種別
  • 第一 序説
  • 第二 地位的権利
  • 第三 道具的権利
  • 第四 附説――管理機能
  • 第二節 権利に関する民法一条の規定
  • 第一款 「公共の福祉」への「適合」
  • 第二款 信義則
  • 第一 信義則の適用による紛争処理(本来的機能)
  • 第二 信義則の利用による法形成(欠缺補充機能)
  • 第三款 権利濫用法理
  • 第一 権利濫用法理の適用による紛争処理(本来的機能)
  • 第二 権利濫用法理の利用による法形成(欠缺補充機能)
  • 第三節 権利の確保・実現と私力行使

製品情報

製品名 民法綱要1:総論(新版)
著者名 著:広中 俊雄

著者紹介

著:広中 俊雄(ヒロナカ トシオ)

1926~2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。
著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、
訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。

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