ティリッヒと弁証神学の挑戦

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ティリッヒと弁証神学の挑戦
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内容紹介

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目次

  • 目次 
  • 序論 ティリッヒ研究の課題
  • 第一節 ティリッヒの自己理解とティリッヒ研究の方法
  • 第二節 本書の課題・方法・構成
  • 第一章 ティリッヒの思想発展と弁証神学
  • 第一節 弁証神学としてのキリスト教神学
  • 一 キリスト教神学と弁証神学的的動機づけ
  • 二 近代の宗教的状況と世俗化
  • 三 近代ドイツ神学と弁証神学的課題
  • 第二節 ティリッヒ神学の宗教社会史的コンテクスト
  • 第三節 弁証神学プログラム
  • 注 
  • 第二章 体系構想とその根拠
  • 第一節 体系構想の背景と問題点
  • 第二節 体系論の目的と哲学的根拠
  • 第三節 体系批判と体系の擁護
  • 第四節 神学と体系
  • 第五節 弁証神学における体系構想の問題
  • 一 シュライエルマッハー
  • 二 トレルチ
  • 三 シュライエルマッハー、トレルチからティリッヒへ
  • 第六節 体系構想―まとめ―
  • 第七節 ティリッヒの体系論の独自性と意義
  • 第三章 弁証神学と相関モデル
  • 第一節 ティリッヒ諸体系の研究の視点
  • 第二節 モデルI(形式・内美モデル)と意味の形而上学
  • 第三節 モデルII(問い・答えモデル)と存在論的人間学
  • 第四節 二つのモデルの批判的検討
  • 第五節 一般化された相関モデル
  • 第四章 相関の方法と神の問題
  • 第一節 問題
  • 第二節 現代の宗教的状況
  • 第三節 人間存在と神の問い
  • 第四節 存在自体としての神と人格神 
  • 第五節 「神」象徴の解釈と神論
  • 一 ティリッヒ神学における神論の構成
  • 二 ティリッヒ神学における三一論解釈
  • 三 「神」象徴の解釈と神のモデル
  • 注 
  • 結び 「相関の方法」と宗教研究の可能性
  • あとがき
  • 人名・事項索引
  • 文献表

製品情報

製品名 ティリッヒと弁証神学の挑戦
著者名 著:芦名 定道

著者紹介

著:芦名 定道(アシナ サダミチ)

1956年生まれ。キリスト教学者。関西学院大学神学部教授。京都大学名誉教授。京都大学理学部卒業、京都大学文学部哲学科キリスト教学専攻卒業、同大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。
著書に、『宗教学のエッセンス 宗教・呪術・科学』『ティリッヒと現代宗教論』『ティリッヒと弁証神学の挑戦』『自然神学再考 近代世界とキリスト教』『近代日本とキリスト教思想の可能性 二つの地平が交わるところにて』など、
訳書に、トーマス・F・トランス『科学としての神学の基礎』(共訳)パウル・ティリッヒ『平和の神学』(監訳)アリスター・マクグラス『「自然」を神学する』(共訳)などがある。

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