フッサール間主観性の現象学

創文社オンデマンド叢書
フッサールカンシュカンセイノゲンショウガク
  • 電子のみ
フッサール間主観性の現象学
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 凡例
  • 略語表
  • 目次
  • 序章
  • 第一部 地平の現象学
  • 第一章 言語における志向性
  • 一 相関関係
  • 二 表現が告知するもの・意味するもの・指示するもの
  • 三 意味作用の多様性と意味の同一性
  • 四 「内と外」という形而上学の迷路
  • 第二章 知覚における志向性
  • 一 言語から知覚ヘ
  • 二 感覚と知覚
  • 三 意味を通じて対象に関わる
  • 四 知覚の世界
  • 第三章 経験と言語
  • 一 経験主義の正当な動機
  • 二 経験主義批判
  • 三 言語に先立つもの
  • 四 前述定的経験と地平志向性
  • 第四章 「心身」問題
  • 一 「心なき意識」
  • 二 知覚と物理学的思惟
  • 三 私の身体
  • 四 人格と超越論的主観性
  • 第五章 身体とパースペクティヴ的空間
  • 一 超越論哲学の改造
  • 二 直観の空間と幾何学の空間
  • 三 関係の形式としての空間
  • 四 パースペクティヴ的空間
  • 第六章 生世界と超越論的主観性
  • 一 生世界と基礎づけの理念
  • 二 生世界と志向性
  • 三 生世界の二義性
  • 四 生世界の存在論と超越論的現象学
  • 第二部 他者の現象学
  • 第七章 他者経験の構造と発生
  • 一 他者によって媒介された自己経験
  • 二 原初的世界経験
  • 三 他者経験の構造
  • 四 他者経験の発生
  • 第八章 他者と時間・空間
  • A 他者と空間
  • 一 客観性の逆説から主観性の逆説へ
  • 二 他者によって媒介された空間
  • 三 空間によって媒介された他者
  • B 他者と時間
  • 一 時間論における現前と非現前の構造
  • 二 時間と空間のアナロジー
  • 三 他者と時間のアナロジー
  • 第九章 他者と言語
  • A 言語の問題に他者がいかに関与しているか?
  • 一 孤独な心的生と伝達的会話
  • 二 偶因的な表現の意味
  • 三 発生の三つの段階
  • B 他者の問題に言語がいかに関与しているか?
  • 一 意味の伝達と体験の告知
  • 二 感情移入と表現の理解
  • 三 伝達の現象学
  • 第十章 他者と異文化
  • 一 「驚き」と現象学的還元
  • 二 超越論的な次元に先立つ現象学的分析
  • 三 超越論的な次元における他者と異文化
  • 四 異他なるものの経験の可能性
  • 第十一章 他者と理性
  • 一 相対主義かヨーロッパ中心主義か?
  • 二 理性の分散か合理主義か?
  • 三 「エピステーメーからドクサヘ」か「ドクサからエピステーメーヘ」か?
  • 四 相対性の復権と相対主義の陥穽
  • 終章 「超越論的他者」とは何だったのか?
  • 一 他者問題が立てられるトポス
  • 二 自他の等根源性
  • 三 他者の他者性
  • 四 開けとしての超越論的他者
  • あとがき
  • 参考文献

製品情報

製品名 フッサール間主観性の現象学
著者名 著:浜渦 辰二

著者紹介

著:浜渦 辰二(ハマウズ シンジ)

1952年生まれ。哲学者。上智大学特任教授。静岡大学人文社会科学部卒業、九州大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位修得退学。文学博士(九州大学)。
著書に、『ケアの臨床哲学への道 生老病死とともに生きる』 『可能性としてのフッサール現象学 他者とともに生きるために』 『北欧ケアの思想的基盤を掘り起こす』(編著者)
『喪失とともに生きる』(共著) 『臨床哲学とは何か 臨床哲学の諸相』(共著)『いま、北欧ケアを考える』(編著者)『ケアの臨床哲学 シンポジウムの記録』(編著者)など、
訳書に、エトムント・フッサール 『間主観性の現象学 その方法』(共監訳)エトムント・フッサール『間主観性の現象学II その展開』(共監訳)などがある。

オンライン書店で見る