ニーチェと言語 詩と思索のあいだ

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ニーチェと言語 詩と思索のあいだ
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内容紹介

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目次

  • 序論
  • 第一部 ニーチェの言語観
  • 第一章 芸術と言語 初期ニーチェの著作をめぐって
  • 一 文化論としての『悲劇の誕生』
  • 二 ディオニュソスとアポロ
  • 三 ギリシア的自然と芸術
  • 四 芸術と生
  • 五 ソクラテス主義と言語
  • 六 悲劇研究の周辺
  • 第二章 学問・認識と言語
  • 一 芸術と科学
  • 二 言語の立法 『道徳外の意味における真と偽』
  • 三 知の収蔵と言語 『生に対する歴史の利と害』
  • 四 ショーペンハウアーとヴァーグナー
  • 第三章 存在の真理と言語
  • 一 自由なる精神
  • 二 詩人のあり方
  • 三 「私の哲学」 『曙光』と『楽しい知識』
  • 第二部 『ツァラトゥストラ』における言語の問題
  • 第一章 『ツァラトゥストラはこう語った』の成立と作品の性格づけ
  • 一 前史
  • 二 第一部から第四部までの成立
  • 三 詩と思索のあいだ
  • 第二章 『ツァラトゥストラ』の世界構造
  • 一 第一部への序説 神の死と超人
  • 二 遊戯の世界
  • 三 詩人ツァラトゥストラ
  • 四 「永遠回帰思想」と言語
  • 五 『ツァラトゥストラ』第四部の性格づけ
  • 六 雄弁と沈黙 真理伝達の問題としての『ツァラトゥストラ』
  • 第三部 ニーチェと文学の諸問題
  • 第一章 『ツァラトゥストラ』以後の著作における言語の問題
  • 一 文法、文字と著作、仮面
  • 二 遺稿に見られる言語の問題 偉大なる様式とデカダンス
  • 第二章 ニーチェと文学史
  • 一 文学史の問題
  • 二 ニーチェと二十世紀初頭のドイツ文学
  • 三 ディオニュソス ニーチェとドイツ・ロマン主義
  • 結び
  • あとがき
  • 文献表

製品情報

製品名 ニーチェと言語 詩と思索のあいだ
著者名 著:薗田 宗人

著者紹介

著:薗田 宗人(ソノダ ムネト)

1933-2004。哲学者・ドイツ文学者。大阪市立大学名誉教授。京都大学文学部独文科卒、同大学院文学研究科修士課程修了。
著書に、『峰々の対話 ゲーテをめぐる世界』『ニーチェと言語 詩と思索のあいだ』『正信偈のはなし』(共著)など、
訳書に、カルラ・ヘッカー 『フルトヴェングラーとの対話』マックス・ウェーバー『宗教社会学』(共訳)マルティン・ハイデッガー『ニーチェ 1・2・3』『ツァラトゥストラはこう語った ニーチェ全集』『ドイツ・ロマン派全集 第1巻、第2巻、第9巻、第10巻』『遺された断想 ニーチェ全集』(共訳) 『ドイツ・ロマン派全集 第12巻、第20巻』『ニーチェ、芸術としての力への意志 ハイデッガー全集』(共訳)『ニーチェ、ヨーロッパのニヒリズム ハイデッガー全集』(共訳)などがある。

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