内容紹介
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ロシヤ史入門
目次
- 目次
- はじめに
- 第一章 ドイツ(deutsch)の起源 研究の現況と課題
- 一 問題の所在
- 二 語源、語義
- 1 語源
- 2 語義
- 三 語形成
- 1 二重母音、異形表記、接尾辞 -isk
- 2 「オトフリート問題」 theotisce, francisce, frenkisk
- 四 theudisk / theodiscus / diutisk 語形成をめぐる言語史的・歴史学的議論
- 1 「共通ゲルマン語説」と「アングロ=サクソン起源説」
- 2 ヴァイスゲルバー「西方言語境界説」
- 3 「西方言語境界説」批判と「東方の語 diutisk」
- 4 トーマス「カール大帝とイタリア」
- 5 現況 「イタリア起源説」と「ゴート語起源説」
- 五 「起源の偶像」
- 第二章 ドイツ(deutsch)の前史 七八六年~九二〇年
- 一 問題の所在
- 二 theodiscus:七八六~八七六年(1):アルプス以北の語法
- 1 法用語の注釈
- 2 交渉語
- 3 民衆教化
- 4 言語(史)的考察
- 5 「フォルクの言葉」、「フランク語」、“ドイツ語"
- 三 theodiscus:七八六~八七六年(2):イタリアの語法
- 1 ベルガモ(八一六年)とトリエント(八四五年)の私証書
- 2 言語呼称から民族名へ
- 四 theodiscusからteutonicusへ:八七六年
- 1 teutonicusの語源、「内因説」と「外因説」
- 2 『フルダ編年誌』
- 五 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(1):西フランクとアングロ=サクソン
- 1 西フランク王国
- 2 アングロ=サクソン王国
- 六 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(2):東フランク
- 1 diutiscus / thiudiscus=deutsch?
- 2 “吃音”ノートカー
- 七 ドイツ(deutsch)の前史
- 第三章 『ザルツブルク大編年誌』九二〇年の項の「ドイツ人の王国」 中世盛期における「ドイツ王国成立論争」の始まり
- 一 政治史の経過と各種史料の証言
- 二 問題の所在
- 三 研究史の批判的検証と同時代性の否定
- 四 オットー『年代記』、『ザルツブルク大編年誌』、「オーストリア編年誌」(AGS)
- 1 オットー・フォン・フライジングの「ドイツ王国成立論」 「ある者たちは……」
- 2 「ここまではローマ人の王国。この時からフランク人の王国が数えられる」
- 3 「この時からフランク人の王国を終わらせ、ドイツ人の王国を数える」
- 4 オットー『年代記』と『ザルツブルク大編年誌』
- 5 「オーストリア編年誌」(AGS)
- 五 「アルヌルフの国王計画」と「ドイツ人の王国」
- 1 アルヌルフの「バイエルン大公」への推戴(九一七年)
- 2 「バイエルン大公」への推戴(九一七年)から「国王計画」(九二〇年)へ
- あとがき
- 付録(図表、地図、系図)
- 注
- 主要参考文献一覧
製品情報
製品名 | ドイツ その起源と前史 |
---|---|
著者名 | 著:三佐川 亮宏 |