内容紹介
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目次
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- 第一講 漢字との出逢い
- 「倭」の人々と文字
- 古代の文字資料
- 中国の文献にみえる記載
- 大陸との交流
- 『懐風藻』と『日本書紀』
- 『古事記』と『万葉集』
- 第二講 万葉歌人の漢詩I
- 山上憶良の漢詩文
- 大伴旅人と憶良
- 巻五後半の憶良の詩文
- 大伴家持と池主の漢詩文
- 第三講 万葉歌人の漢詩II
- 『万葉集』と『懐風藻』
- 『懐風藻』の詩
- 長屋王の詩
- 藤原不比等とその一門の人々
- 藤原宇合の詩
- 第四講 漢詩と和歌
- 「詩」と「うた」
- 嵯峨天皇の勅撰三集
- 『新撰万葉集』
- 大江千里の『句題和歌』
- 摘句鑑賞の風
- 第五講 漢籍の伝来と普及
- 「倭」から「日本」へ
- 遣唐使と書籍
- 『日本国見在書目録』
- 諸家の日記にみえる記録
- 五山の僧侶と漢籍
- 五山寺院の書籍出版
- 第六講 五山学僧の漢詩講義I
- 律令制下の講学
- 五山寺院における講義
- 詩集の抄物
- 「江南春」詩の抄
- 「帰雁」詩の抄
- 「湘妃廟」詩の抄
- 「湘妃廟」詩余話(むきさい)
- 第七講 五山学僧の漢詩講義II
- 『古文真宝』の抄(『笑雲和尚抄』)
- 『古文真宝前集抄』
- 読書階層の拡大
- 第八講 江戸時代における漢詩の翻訳・翻案
- 営業出版のはじまり
- 森川許六の『和訓三体詩』
- 『和訓三体詩』の俳文
- 大衆文芸と漢詩
- 『六朝詩選俗訓』と『訳注聯珠詩格』
- 第九講 江戸時代の漢籍出版I 本屋仲間と板株
- 写本と刊本
- 本屋仲間と板株
- 「類版」をめぐる訴訟
- 嵩山房と『唐詩選』
- 『唐詩選』と服部南郭
- 『唐詩選』の重版事件
- 第十講 江戸時代の漢籍出版II 江戸嵩山房対京文林軒
- 『唐詩選』が「売買停止」に
- 幻の『唐詩訓解素本』
- 『唐詩選掌故』をめぐる対立
- 『唐詩国字弁』をめぐる「出入」
- 第十一講 『唐詩選』の和語解・画本など
- 嵩山房『唐詩選』の各種
- 『唐詩選』和語解の各種
- 四代目小林新兵衛という人
- かるたと画本
- 第十二講 文人と書商
- 古文辞派批判の新風
- 江湖派の文人と書商たち
- 宋代詩集の諸本
- 書商たちの積極的関与
- 万笈堂英平吉と館柳湾
- 鵬外『伊沢蘭軒』にみえる書商
- あとがき
製品情報
製品名 | 中国文学と日本 十二講(中国学芸叢書) |
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著者名 | 著:村上 哲見 |