ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界 革命・戦争・主権に対するメタポリティークの実践の軌跡

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ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界 革命・戦争・主権に対するメタポリティークの実践の軌跡
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 序論
  • 第一節 問題の所在
  • 第二節 前史 『考察』の成立まで
  • 第I部 革命と戦争に対するメタポリティーク 『考察』と『夜話』を中心に
  • 第一章 摂理概念 神義論をめぐる啓蒙と反啓蒙
  • 第一節 神義論と政治 最善説とその批判
  • 第二節 メーストルにおける神義論と政治
  • 付論 摂理をめぐるメーストルとトクヴィル
  • 第二章 反革命論 総裁政府期のコンスタン批判にみる政治的なものの諸相
  • 第一節 総裁政府期における共和政擁護論 コンスタンとルゼ=マルネジア
  • 第二節 反革命と摂理 メーストルの「メタポリティーク」
  • 第三章 戦争と犠牲 啓蒙的戦争観への批判として
  • 第一節 啓蒙の戦争観への批判
  • 第二節 戦争論における政治と宗教
  • 第II部 主権論の展開 『人民主権論』から『教皇論』へ
  • 第四章 主権と君主政 『人民主権論』における神、専制、時間
  • 第一節 伝統的主権論の枠組
  • 第二節 メーストルの主権論
  • 第五章 「正統な纂奪」 『政治的国制論』における連続と断絶
  • 第一節 『政治的国制論』の背景と主張
  • 第二節 バークとメーストルの国制論 簒奪をめぐって
  • 第六章 摂理から教皇ヘ 『教皇論』における抵抗と叛乱
  • 第一節 革命期の主権論
  • 第二節 摂理から教皇へ
  • 結論
  • あとがき
  • 参考文献

製品情報

製品名 ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界 革命・戦争・主権に対するメタポリティークの実践の軌跡
著者名 著:川上 洋平

著者紹介

著:川上 洋平(カワカミ ヨウヘイ)

1979年生まれ。専修大学准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。専門は、政治思想史。
著書に、『ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界』『ヨーロッパ政治思想史と精神史の交差』(共著)『ポスト・ウォー・シティズンシップの思想的基盤』(共著)など、
訳書に、ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム 失われた歴史と現在』(共訳)などがある。

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