平和構築と法の支配 国際平和活動の理論的・機能的分析

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平和構築と法の支配 国際平和活動の理論的・機能的分析
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内容紹介

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目次

  • 序論
  • 目次
  • 略語表
  • 第I部 理論的分析
  • 第1章 平和構築活動の位置づけ
  • 1 平和構築概念の登場
  • 初期の平和構築概念 『平和への課題』の特徴と問題点
  • 2 平和構築概念の精緻化
  • プラヒミ・レポート 各国の反応 アナン事務総長の見解
  • 3 平和構築の戦略論
  • 平和構策の体系化  紛争の根本原因 戦略的目的
  • 4 小括
  • 第2章 法の支配概念の内容
  • 1 思想としての法の支配
  • 狭義と広義の法の支配 法の支配の思想史
  • 2 国際社会における法の支配
  • 国際的な法の支配の概念 国際的な法規範の枠組み 国際的な法の支配の逆説
  • 3 平和構築と法の支配の連関
  • 時代の要請 自由民主主義と法の支配 平和構築と法の支配の葛藤 平和構築における法の支配確立の過程
  • 4 小括
  • 第II部 機能的分析
  • 第3章 和平合意
  • 1 和平合意の位置づけ
  • 和平合意の歴史 地域紛争の和平合意 擬似和平合意
  • 2 和平合意の機能
  • 社会契約行為としての和平合意 憲法規範創出機能 自由民主主義的価値規範の注入
  • 3 和平合意のジレンマ
  • 阻害的な和平合意 成熟理論と和平合意の回避 当事者適格性の審査 集団の論理と個人の論理
  • 4 小括
  • 第4章 選挙支援活動
  • 1 選挙支援活動の位置づけ
  • 冷戦終結以前 冷戦終結後 選挙支援機関
  • 2 選挙支援活動の機能
  • 平和構築の正統性 正統性の審査 政府の正統性 民主主義の審査 紛争管理の促進
  • 3 選挙支援活動のジレンマ
  • 選挙のタイミング 民主主義と自由主義の葛藤 選挙人・被選挙人の確定 専門家の育成
  • 4 小括
  • 第5章 法執行活動
  • 1 法執行活動の位置づけ
  • 法執行活動の展開 執行される法の内容 法執行要員
  • 2 法執行活動の機能
  • 法執行活動の理論的意味 監視業務 治安維持 現地警察の強化 国民軍の設立 軍事制裁 禁輸措置・経済制裁
  • 3 法執行活動のジレンマ
  • 法枠組みの欠落 制度および物資の欠如 要員の資質 政策的ギャップ 組織的硬直性
  • 4 小括
  • 第6章 司法活動
  • 1 司法活動の位置づけ
  • 国際司法機関の登場 現代の国際司法機関 真実和解委員会
  • 2 司法活動の機能
  • 平和と司法 司法活動の論理 国際平和活動と国際司法
  • 3 司法活動のジレンマ
  • 政治的要請 政策決定者としての検察官 法適用の二重構造 要員の確保 個人化の弊害
  • 4 小括
  • 結論
  • 平和活動の展開一覧表

製品情報

製品名 平和構築と法の支配 国際平和活動の理論的・機能的分析
著者名 著:篠田 英朗

著者紹介

著:篠田 英朗(シノダ ヒデアキ)

1968年生まれ。政治学者。東京外国語大学総合国際学研究院教授。早稲田大学政治経済学部卒業。同大大学院政治学研究科修士課程修了。ロンドン大学(LSE)で国際関係学Ph.D.取得。専門は国際関係論、平和構築。
著書に、『国際紛争を読み解く五つの視座』『国際社会の秩序』『平和構築と法の支配 国際平和活動の理論的・機能的分析』(大佛次郎論壇賞)『「国家主権」という思想』(サントリー学芸賞受賞)『平和構築入門』などがある。

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