古代ギリシアにおける自由と正義 思想・心性のあり方から国制・政治の構造へ

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コダイギリシアニオケルジユウトセイギ シソウシンセイノアリカタカラコクセイセイジノコウゾウヘ
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古代ギリシアにおける自由と正義 思想・心性のあり方から国制・政治の構造へ
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内容紹介

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目次

  • 略記号表
  • まえがき
  • 第I部 自由
  • 第一章 イセーゴリアとパレーシア 発言の平等と言論の自由
  • 第二章 ヘロドトスにおける〈イセーゴリア〉
  • 第三章 ソロンの政治思想における自由
  • 第四章 アテナイ民主政と自由
  • 補章一 「自由」の語源の考察
  • 付論 自由の語源について
  • 補章二 イセーゴリアの意義 伝クセノフォン『アテナイ人の国制』一・―二について
  • 第II部 ソロン
  • 第五章 ソロンとメガラの民主政
  • 第六章 ソロンの僭主政観
  • 第七章 ソロンの「政治詩」の展開
  • 第八章 ソロンの詩「エウノミア」とポリス思想
  • 第III部 正義
  • 第九章 アリステイデスの正義
  • 第一〇章 アテナイ帝国と正義 伝クセノフォン『アテナイ人の国制』の場合
  • 第一一章 五世紀後期におけるポリス間正義
  • 補章三 伝クセノフォン『アテナイ人の国制』の成立年代
  • 第五節 結論
  • 第IV部 アテナイ民主政の比較考察
  • 第一二章 〈アレオパゴス会議の指導〉とエフィアルテス改革 クレイステネス国制の性格づけのために
  • 第一三章 ギリシア世界におけるアテナイ民主政
  • 補章四 最近の諸ポリス研究 研究ノート
  • あとがき
  • 参考文献

製品情報

製品名 古代ギリシアにおける自由と正義 思想・心性のあり方から国制・政治の構造へ
著者名 著:仲手川 良雄

著者紹介

著:仲手川 良雄(ナカテガワ ヨシオ)

1929年生まれ。西洋史・思想史学者。早稲田大学名誉教授。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
専門は古代ギリシア史・西洋思想史。
著書に、『ブルクハルト史学と現代』『歴史のなかの自由 ホメロスとホッブズのあいだ』『古代ギリシアにおける自由と正義』『テミストクレス 古代ギリシア天才政治家の発想と行動』『古代ギリシアにおける自由と社会』『ヨーロッパ的自由の歴史』(編著)
訳書に、ロマーノ・グァルディーニ『近代の終末 方向づけへの試み』などがある。

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