権利と人格(現代自由学芸叢書) 超個人主義の規範理論

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権利と人格(現代自由学芸叢書) 超個人主義の規範理論
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内容紹介

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目次

  • 第一部 道徳・権利・人格
  • 第一章 狭義の道徳
  • 第一節 道徳の広義と狭義
  • 第二節 正義の「対他性」
  • 第三節 「自然法の最小限の内容」
  • 第四節 法とのオーバーラップと相違
  • 第五節 狭義の道徳に含まれないもの
  • 第二章 権利を基底におく道徳
  • 第一節 目標基底的道徳(特に功利主義)および義務基底的道徳との相違
  • 第二節 権利の衝突
  • 第三節 権利の個人間比較
  • 第四節 中間総括
  • 第三章 権利とは何か、また何のためにあるのか
  • 第一節 基本的な法的諸概念
  • 第二節 選択説による権利の概念
  • 第三節 権利の意義
  • 第四章 権利の道徳では足りないもの
  • 第一節 方法論上の問題
  • 第二節 利己主義と行為者相対的考慮
  • 第三節 公共的価値
  • 第四節 未来の人々と動物
  • 第五章 柔らかい人格と道徳的問題
  • 第一節 序説
  • 第二節 人格の同一性は程度の問題である
  • 第三節 程度説批判の検討
  • 第四節 自己利益
  • 第五節 パターナリズム
  • 第六節 功績と責任
  • 第七節 約束
  • 第八節 配分的正義
  • 第九節 程度説と狭義の道徳
  • 第二部 法的責任の基礎
  • 第一章 序論
  • 第二章 契約はなぜ、またどのように拘束するか
  • 第一節 序説
  • 第二節 信頼説
  • 第三節 契約の法的保護の方法
  • 第四節 手続的要件としての意志(思)
  • 第五節 契約制度の意義
  • 第六節 無償契約の拘束力の弱さ
  • 第七節 自己拘束の可能性
  • 第八節 契約における正義
  • 第三章 刑事責任論における「自由意志」問題
  • 第一節 問題の整理
  • 第二節 決定論と非決定論
  • 第三節 両立不可能論批判
  • 第四節 責任の前提としての「自由意志」
  • 第五節 「自由意志」ということば
  • 第六節 結語
  • 文献解題

製品情報

製品名 権利と人格(現代自由学芸叢書) 超個人主義の規範理論
著者名 著:森村 進

著者紹介

著:森村 進(モリムラ ススム)

1955年生まれ。法学者。一橋大学名誉教授。東京大学法学部卒業。法学博士(一橋大学)。専門は法哲学。
著書に、『ギリシア人の刑罰観』『権利と人格』『財産権の理論』『ロック所有論の再生』『自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門』『リバタリアンはこう考える 法哲学論集』『法哲学講義』『リバタリアニズム読本』(編著)『リバタリアニズムの多面体』(編著)『法思想の水脈』(編著)など、
訳書に、H・L・A・ハート『権利・功利・自由』(共訳)マイケル・オークショット『政治における合理主義』(共訳)ユージン・カメンカ、ロバート・ブラウン、アリス・イア・スーン・テイ編『法と社会』アラン・ライアン『所有』デレク・パーフィット『理由と人格』ランディ・デイヴィッド・フリードマン『自由のためのメカニズム アナルコ・キャピタリズムへの道案内』ロナルド・ドゥオーキン『神なき宗教』イリヤ・ソミン『民主主義と政治的無知』など多数ある。

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