内容紹介
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目次
- はしがき
- 序章 研究の課題と方法
- 第一節 先行研究と目的
- 第二節 考察の方法と構成・資料
- 第一章 「三月以後」五〇年代における初等学校政策の推進とディースターヴェーク教育構想との対立
- 第一節 三月革命の終焉とプロイセン名望家政治体制の創出
- 一 三級選挙制と五〇年憲法 二 ディースターヴェークの五〇年憲法体制批判と「内国伝道」との対立
- 第二節 議会における党派形成とブルジョアジーの教育的思惟 一八五三年の工場法制定をめぐって
- 一 五〇年代における議会と党派 二 一八五三年法の制定とディースターヴェークの立場
- 補論 一八三九年規程の制定とブルジョアジーの対応 一八五三年法の成立前史
- 一 工場児童への政府の関心と規制の動向 二 保護立法化へのブルジョアジーの対応
- 第三節 プロイセン三規程とディースターヴェーク教育論
- 一 三規程の制定と議会内外の対応状況 二 「三規程教育学」への対抗としての「ドイツ的教育学」
- 補論 一八五三年工場法と三規程 初等学校の学習内容の制限をめぐって
- むすび
- 第二章 「新時代」の議会における初等学校論議とディースターヴェークの対応
- 第一節 「新時代」のディースターヴェーク・自由派・衆議院
- 一 摂政ヴィルヘルムの「統治綱領」とディースターヴェークの「立候補演説」 二 ディースターヴェークの自由派所属と議会構成
- 第二節 初等学校教育改善の請願と審議
- 一 三規程関係請願の提出と審議状況 二 教育法制定と中等学校改善の請願
- 第三節 初等教師の待遇改善・学校運営参加の請願と審議
- 一 待遇改善の請願とゲマインデの学校負担原則 二 学校運営参加の請願
- 第四節 宗派混合学校問題とディースターヴェークの対応
- 一 宗派分離政策とゲマインデの抵抗 二 宗派混合学校の設立維持に関する請願と審議 三 ディースターヴェークのゲマインデ自治の擁護 むすび
- 第三章 六〇年代における初等学校管理体制の再編政策とディースターヴェークの改革構想
- 第一節 ドイツ進歩党の結成とディースターヴェークの参画
- 一 ドイツ進歩党の結党綱領と衆議院の党派構成 二 ドイツ進歩党内におけるディースターヴェークの位置・役割と選挙権問題
- 第二節 学校行政分権化の模索 学校共同体制度の廃棄
- 一 「三月以後」の初等学校の管理運営の態様と問題点 二 ベートマン=ホルヴェーク教育法案
- 第三節 ドイツ進歩党の改革案とディースターヴェークの指導的役割
- 一 諸請願にみられる改革要求 二 衆議院文教委員会の「一八六二年・一八六三年報告」 三 衆議院本会議の審議状況とディースターヴェークの主張
- 第四節 「自由な国の自由な学校」構想とその周辺 学校共同体の再生と解体
- 一 論稿『自由な国の自由な学校』(一八六五年)の構想 学校自治団体としての学校共同体 二 グナイストにおける学校共同体の否定と公権的自治論 むすび
- 結章 「三月以後」プロイセン名望家政治体制における初等学校政策とディースターヴェーク改革構想の意義と役割
- 資料・文献
- 活動年表
製品情報
製品名 | ディースターヴェーク研究 その初等学校改革構想とプロイセン議会 |
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著者名 | 著:対馬 達雄 |