価格・競争・独占

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カカク・キョウソウ・ドクセン
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価格・競争・独占
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内容紹介

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目次

  • 第I章 伝統的な価格理論
  • 1 序 2 需給曲線図式の意味 3 個別需要函数と個別供給函数 4 需要の価格弾力性 5 需要曲線の種々の場合 6 企業における利潤極大の原理 7 価格一定の仮定 8 企業による生産要素需要 9 消費者の選択 10 一般均衡理論の考え方 11 消費者選択理論の数学的展開 12 企業者活動の数学的展開 13 一般均衡の方程式表示
  • 第II章 独占価格の理論
  • 1 完全競争の前提の排除 2 売手独占 3 買手独占 4 双方独占 5 複占 6 駈引きの理論 7 問題の展望
  • 第III章 競争の変質とオリゴポリー
  • 1 現実分析への架橋 2 象徴となった反トラスト法 3 デュポン社長の証言 4 競争と独占 5 オリゴポリーについてのオプティミズム 6 競争の変質 7 オリゴポリーの成立と生産規模 8 製靴業の場合 9 レーヨン工業の場合 10 靴下工業の場合 11 工場規模についてのベイン教授の研究 12 市場の広さと最適規模 13 「進入に対する障壁」としての資本必要額 14 U字型の費用曲線 15 競争入札における2つの例 16 プライス・リーダーシップの意義 17 プライス・リーダーシップの2つの場合 18 「ゲームとしての見方」 19 「折れ目のある需要曲線」 20 プライス・リーダーシップに非対称性があるか 21 需要曲線に「折れ目」の存在する可能性
  • 第IV章 非価格競争
  • 1 非価格競争の意味 2 月賦販売の種々の型 3 技術的革新と発明の担い手 4 技術の進歩とオリゴポリー 5 非価格競争の手段としての品質改良 6 広告の経済的意義 7 かくされた値引競争
  • 第V章 限界原理と平均原理
  • 1 オックスフォード・グループによる調査 2 限界原理に立つ会計 3 費用の部門別計算と種類別計算 4 一流会社の経営者は限界原理に立つか平均原理に立つか 5 限界費用と平均可変費用が一致する場合 6 限界原理の採用があきらかな諸産業
  • 第VI章 隔地間の競争
  • 1 チューネンの孤立国 2 立地三角形 3 ホテリングのモデル 4 スミシーズによるホテリング・モデルの拡張 5 ベーシング・ポイント・システム 6 鉄鋼業のベーシング・ポイント・システム 7 セメント業のベーシング・ポイント・システム 8 ベーシング・ポイント・システムと競争 9 ベーシング・ポイント・システムの独占的性格
  • 第VII章 対抗勢力の理論
  • 1 対抗勢力の意味 2 対抗勢力としての小売商 3 生産財市場における対抗勢力 4 対抗勢力と市場の状況 5 コスト・インフレと賃金・物価の悪循環
  • 第VIII章 価格変動と予想の要因
  • 1 経済理論における予想の役割 2 建築循環 3 くもの巣定理 4 商品市場における掛繋売買 5 証券市場におけるマージン売買 6 証券市場におけるオプション 7 逆指値 8 ケインズの強気・弱気の理論 9 予想函数 10 株価の決定 11 むすび
  • 索引

製品情報

製品名 価格・競争・独占
著者名 著:鎌倉 昇

著者紹介

著:鎌倉 昇(カマクラ ノボル)

1924~1969年。経済学者。京都大学教授。京都帝国大学経済学部卒業、同大学大学院。経済学博士。
著書に、『価格・競争・独占』『経済成長と計画編成』『金融経済の構造』『株入門 現代資本主義を動かすもの』『日本経済論』『消費者ローン 流通革命を支えるもの』『経済生活を動かすもの 常識的物価論を是正する』『社会人のための近代経済学』『再編成期の企業戦略 中堅企業が生き抜く道』『日本の金融政策』『現代企業論』などがある。

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