文芸批評家、劇作家、小説家で、文化功労者の著者は、私小説批判で知られている。明治期の二大文豪、漱石と荷風の若き日を論じた著作である。 【目次より】 永井荷風 I 荷風の青春 II アメリカを中心に III フランスを中心に IV 肉化と再生 夏目漱石 I 漱石の青春 II 文明批評 III 漱石の旅行記
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夏目響 キミに響け vol.1 FRIDAYデジタル写真集
立花 奈央子,夏目 響
ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石
伊集院 静
岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義
村上 一郎,竹内 洋
ミチクサ先生 下
刑事の怒り
薬丸 岳
なぜ、猫とつきあうのか
吉本 隆明
レトリック認識
佐藤 信夫
黄金の時刻の滴り
辻 邦生
ポスト戦後日本の知的状況
木庭 顕
リライトノベル 坊っちゃん
駒井 和緒,雪広 うたこ,夏目 漱石
近代日本の文学と宗教
久山 康
血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫
飛内 賢正
1911~1988年。文芸評論家、劇作家、小説家。明治大学名誉教授。本名、木庭 一郎(こば いちろう)。東京帝国大学法学部中退、同大学文学部仏文学科卒業。著書に、『フロオベルとモウパッサン』『作家論』『文学論』『近代への疑惑』『作家と作品』『二葉亭四迷論』『青春と知性』『作家の生死』『二十世紀の小説』『風俗小説論』『小説入門』『谷崎潤一郎論』『異邦人論』『作家の青春』『志賀直哉論』『小説の読みかた』『日本の近代小説』『私の文学論』『文学のありかた』『人と狼(戯曲)』『現代作家論』『文学の回帰』『想像力について』『旅の話』『パリ繁昌記(戯曲)』『佐藤春夫論 』『わが性の白書』『批評と創作』『制作と発見』『言葉の芸術』『百年を単位にして』『贋の偶像』『日本の現代小説』『対談・人間と文学 三島由紀夫と』『時代の感触』『明治・大正・昭和』『平和の死』『青春と女性』『ある愛』『秋の断想』『論考小林秀雄』『論考川端康成』『ドナウ紀行』『永井荷風』『漱石と白鳥』『金銭と精神』『グロテスク』『近代文学をどう読むか』『時の壁』『小説とはなにか』『老いの微笑』『知人多逝 秋の断想』などがある。