内容紹介
+ もっとみる
目次
- 目次
- まえがき
- 序論
- 第一部 主観性の復権――テュービンゲンからベルンへ 一七八八―一七九六――
- 第一章 頭脳と心胸
- 一 主観的宗教
- 二 理性宗教
- 三 民族宗教
- 第二章 カント実践哲学の受容と実定性批判
- 一 理性の優位
- 二 民族教育の課題とイエスの歴史
- 三 宗教の実定性
- 第三章 哲学への接近――シェリングのカント批判と出合い――
- 一 若きシェリングと若きヘーデルにおける神の概念
- (a) 絶対的自我
- (b) 「秘教的」哲学
- 二 シェリングの「自我」の哲学と最高善の問題
- (a) 実体としての絶対的自我
- (b) カント哲学の「成果」に対するヘーゲルの態度の変化
- 三 神性あるいは「われわれのうちにおける永遠なるもの」
- (a) 「われわれのうちにおける永遠なるもの」の知的直観
- (b) 人間における「永遠なるもの」としての道徳性、および道徳性の顛倒
- 第二部 哲学と宗教――フランクフルト 一七九七―一八〇〇――
- 第一章 宗教の新たな基礎づけ
- 一 合一哲学との出合い
- 二 有
- 三 「美しき宗教」の構想とカント批判
- 四 生
- 第二章 シェリング自然哲学の成立と「生」の概念
- 一 自然哲学の成立
- 二 個体性と生
- 三 世界魂と生
- 第三章 反省と宗教(一八〇〇年の「体系」断片)
- 一 反省によって固定化された生
- 二 無限な生と宗教
- 第四章 形而上学への道
- 第三部 反省と思弁――イェーナ 一八〇一――
- 第一章 シェリング同一哲学の成立
- 一 同一哲学への道
- 二 絶対的同一性の思弁的認識
- 第二章 ヘーデルによる思弁的哲学の構想およびシェリングとの論争
- 一 哲学の必要
- 二 反省と直観の綜合としての思弁
- 三 同一性と非同一性の同一性
- 終章
- 文献
- 索引(人名・事項)
製品情報
製品名 | 若きヘーゲル |
---|---|
著者名 | 著:藤田 正勝 |