「くぐり抜け」の哲学

文芸(単行本)
クグリヌケノテツガク
  • 電子あり
「くぐり抜け」の哲学
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内容紹介

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目次

はじめに  ともに「くぐり抜ける」ために

1章 「くらげ」をくぐり抜ける――くらげの現象学
1.1 くらげの生にせまる
1.2 くぐり抜けの方法論:現象学というアプローチ
1.3 手を作ること
1.4 くらげの人文学史
1.5 踊るくらげと倦怠

2章 「現代社会」をくぐり抜ける――プレイとゲームの哲学
2.1 至高性のない世界へ
2.2 民主主義の他者をくぐり抜ける
2.3 傷つきしものはゲームを愛する
2.4 「人間のふるさと」へ向かって

3章 「男性性」をくぐり抜ける――新しい人間のふるさとへ
3.1 ゲームに傷つけられる
3.2 (再)プレイとゲームの哲学
3.3 共感できないものに近づく
3.4 マイクロ・カインドネスを信じる

おわりに くぐり抜けたその先へ
あとがき

製品情報

製品名 「くぐり抜け」の哲学
著者名 著:稲垣 諭
発売日 2024年02月29日
価格 定価:2,200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-06-534594-8
判型 四六
ページ数 368ページ
初出 「群像」2022年10月号~2023年10月号。書籍化にあたり、加筆修整いたしました。

著者紹介

著:稲垣 諭(イナガキ サトシ)

北海道生まれ。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。 文学博士。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て、現在、東洋大学文学部哲学科教授。専門は現象学、環境哲学、リハビリテーションの科学哲学。著書に『大丈夫、死ぬには及ばない――今、大学生に何が起きているのか』『壊れながら立ち上がり続ける――個の変容の哲学』 『絶滅へようこそ 「終わり」からはじめる哲学入門』など多数。

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