内容紹介
目次
プロローグ
第I章 人間の条件
1 「活動的生活」と人間の条件
2 「活動的生活」という用語について
3 永遠と不死
第II章 公的領域と私的領域
4 人 間―社会的動物か、政治的動物か
5 ポリスと家政
6 社会的なものの興隆
7 公的領域――共通のもの
8 私的領域――財 産
9 社会的なものと私的なもの
10 人間の諸活動の位置
第III章 労 働
11 「わが肉体の労働とわが手の仕事」
12 世界の物的性格
13 労働と生
14 労働と生命の繁殖力
15 財産による私生活の保護と富
16 仕事の道具と労働の分業
17 消費者の社会
第IV章 仕 事
18 世界の耐久性
19 物 化
20 道具の使用と「労働する動物」
21 道具の使用と「工作人」
22 交換市場
23 世界の永続性と芸術作品
第V章 行 為
24 言論と行為による行為者の開示
25 関係の網の目と演じられる物語
26 人間事象の脆さ
27 ギリシア人の解決
28 権力と現れの空間
29 「工作人」と現れの空間
30 労働運動
31 行為の伝統的な代替としての制作
32 行為の過程としての性格
33 不可逆性と許しの力
34 不可予言性と約束の力
第VI章 活動的生活と近代
35 世界からの疎外
36 アルキメデスの点の発見
37 宇宙科学 対 自然科学
38 デカルト的懐疑の興隆
39 内省と共通感覚の喪失
40 思考と近代的世界観
41 観照と活動の関係の逆転
42 「活動的生活」内部での転倒と「工作人」の勝利
43 「工作人」の敗北と幸福の原理
44 最高善としての生命
45 「労働する動物」の勝利
謝 辞
訳者解説
索 引
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