身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方

講談社選書メチエ
シンタイトタマシイノシソウシオオキナリセイノユクエ
  • 電子あり
身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方
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内容紹介

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目次

  • 序 章 大きな理性としての身体
  • 第1章 精神分析における身体――フロイトの洞察
  • 第2章 性と聖を結ぶ身体――フロイトからライヒへ、ライヒから現代へ
  • 第3章 身体の思想としての実存主義――サルトルを超えて
  • 第4章 身体を取り戻した心――メルロ=ポンティと身体性認知
  • 第5章 身体イメージと現代――「付き合いにくい存在」か「大きな理性」か?
  • 第6章 脱身体から拡張身体へ――脳科学から見る身体の近未来

製品情報

製品名 身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方
著者名 著:田中 彰吾
発売日 2024年06月13日
価格 定価:2,200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-06-523519-5
通巻番号 809
判型 四六
ページ数 272ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:田中 彰吾(タナカ ショウゴ)

1971年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。ハイデルベルク大学客員研究員、東海大学現代教養センター教授等を経て、現在、東海大学文明研究所所長および理化学研究所客員研究員。身体性の観点から心の科学を刷新することを目指し、自己・知覚・他者理解等のテーマに取り組む。
著書に『生きられた〈私〉をもとめて――身体・意識・他者』(北大路書房)、『自己と他者――身体性のパースペクティヴから』(東京大学出版会)、共著に『身体の知』(ビイング・ネット・プレス)、共訳書に『現象学的心理学への招待』(新曜社)、『現象学入門』(勁草書房)などがある。

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