ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析

講談社選書メチエ
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ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析
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内容紹介

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目次

  • 序 精神分析の哲学、哲学の精神分析
  • 第一章 唯物論──意識現象の存在について:~1953年
  • 1 精神分析と科学
  • 2 心的装置の定量分析──初期フロイトの経済論モデル
  • 3 鏡像段階のヘーゲル──初期ラカンにおける「自己」の形成
  • 第二章 言語論──「叡智的世界」の理念性について:1953~56年
  • 1 「父」の審級
  • 2 理性の「構造」
  • 3 構造の生成──ソシュールを越えて
  • 第三章 発生論──エディプス・コンプレックスの形成について:1956~60年
  • 1 「対象」と「もの」
  • 2 「対象」のロンド──ラカンの「対象関係論」
  • 3 大他者の大他者は存在しない──心的装置の「グラフ」
  • 第四章 数理論──理念的なものの構造について:1961~62年
  • 1 メタ言語は存在しない──「嘘つきパラドックス」の論理
  • 2 ラッセルのパラドックスの論理
  • 3 ラカンのトポロジー論の射程
  • 第五章 実践論──革命について:1963~70年
  • 1 「性」の精神分析
  • 2 疎外と分離のトポロジー
  • 3 構造は街頭に繰り出す──四つのディスクール
  • 第六章 生成変化──多様な構造化の可能性について:1971~81年
  • 1 抹消線を引くこと、女性の享楽
  • 2 ボロメオの環
  • 3 構造の生成──名指し・偽穴・サントーム
  • あとがきに代えて:1981年~

製品情報

製品名 ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析
著者名 著:荒谷 大輔
発売日 2018年03月11日
価格 定価:1,925円(本体1,750円)
ISBN 978-4-06-258674-0
通巻番号 671
判型 四六
ページ数 272ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:荒谷 大輔(アラヤ ダイスケ)

1974年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、江戸川大学社会学部人間心理学科教授。専門は、哲学、倫理学。
主な著書に、『西田幾多郎』(講談社)、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(共著、平凡社)、『「経済」の哲学』(せりか書房)、『ラカン『アンコール』解説』(共著、せりか書房)ほか。

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