ニーチェ 〈永劫回帰〉という迷宮

講談社選書メチエ
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ニーチェ 〈永劫回帰〉という迷宮
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内容紹介

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目次

はじめに
ニーチェのプロフィール
第一章 ニーチェの「始まり」 INCIPIT…
1 「物語の始まり」
2 自伝を書く少年から哲学者へ
3 『悲劇の誕生』をどう見るか
4 少年時代の哲学的文章
5 「悲劇が始まる」 「パロディーが始まる」
6 再び自伝へ 『この人を見よ』
第二章 「耳」をめぐる攻防
1 ロバの長い耳、ニーチェの小さな耳
2 アリアドネの問題圏
3 世界――外部なき迷宮
第三章 「ツァラトゥストラはこう語った」第四部の謎
1 第四部出版事情
2 秘境教的目論見
3 「語り」の問題
第四章 知られざる神と隠れたる神
1 オペレッタ『ワーグナーの場合』
2 隠れたる神の正体
3 世界がゲシュタルト・チェンジする
エピローグ


索引

製品情報

製品名 ニーチェ 〈永劫回帰〉という迷宮
著者名 著:須藤 訓任
発売日 1999年09月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258165-3
通巻番号 165
判型 四六
ページ数 266ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:須藤 訓任(ストウ ノリヒデ)

1955年、弘前市生まれ。京都大学文学部卒業後、同大学大学院博士課程修了。大谷大学講師・同助教授をへて、現在、大谷大学教授。専攻は、西洋近・現代思想。論文に、「ミーメーシスとロゴス――スピノザからの問題提起」(岩波講座「現代思想」第14巻)、「屋根から瓦が……――必然・意志・偶然」(「新・哲学講義」第3巻、ともに岩波書店)などがある。