事務に踊る人々

文芸(単行本)
ジムニオドルヒトビト
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事務に踊る人々
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内容紹介

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目次

  • 第1章 漱石と大日本事務帝国
  • 第2章 事務の七つの顔
  • 第3章 事務処理時代の「注意の規範」
  • 第4章 『ガリヴァー旅行記』の情報処理能力
  • 第5章 「失敗」から考える事務処理
  • 第6章 身体儀式と事務の魔宮
  • 第7章 事務を呪うディケンズ
  • 第8章 鉄道的なる事務
  • 第9章 エクセル思考で小説を書く
  • 第10章 事務の「感情」を考える
  • 第11章 事務に敗れた三島由紀夫
  • 第12章 事務と愛とバートルビー

製品情報

製品名 事務に踊る人々
著者名 著:阿部 公彦
発売日 2023年09月21日
価格 定価:2,090円(本体1,900円)
ISBN 978-4-06-532946-7
判型 四六
ページ数 392ページ
初出 第1章~第12章、おわりに…「群像」2022年6月号~2023年5月号、9月号(連載タイトル「事務に狂う人々」を改題)。はじめに…書き下ろし。

著者紹介

著:阿部 公彦(アベ マサヒコ)

1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。英米文学研究と文学一般の評論を行う。1998年「荒れ野に行く」で早稲田文学新人賞、2013年『文学を〈凝視する〉』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『英詩のわかり方』、『英語文章読本』、『小説的思考のススメ』『即興文学のつくり方』、『スローモーション考』、『詩的思考のめざめ』、『英文学教授が教えたがる名作の英語』、『病んだ言葉 癒やす言葉 生きる言葉 』など。翻訳に『フランク・オコナー短篇集』、マラマッド『魔法の樽 他十二篇』。

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