詩とは何か

講談社現代新書
シトハナニカ
  • 電子あり
詩とは何か
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内容紹介

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目次

序――こわいようなタイトルのこの本に

第一部 詩のさまざまな「姿」について
第一章 詩のほんとうの「しぐさ」
第二章 「戦後詩」という課題
第三章 根源の詩人たち
第四章 純粋な「音」のままで立ち上がる「詩」

第二部 詩の持つ力とは何か
第五章  詩における「若さ」、「歪み」
第六章 「バッハ、遊星、0(ゼロ)のこと」など
第七章 根源的なハーモニーへ

第三部 実際に「詩」を書くときのこと(Q&A) 

おわりに――記憶の未来について
ほんの少し、爆発的で、ときに全力疾走もする即興的な「詩」の根拠――あとがきに代えて

製品情報

製品名 詩とは何か
著者名 著:吉増 剛造
発売日 2021年11月17日
価格 定価:1,210円(本体1,100円)
ISBN 978-4-06-518827-9
通巻番号 2641
判型 新書
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:吉増 剛造(ヨシマス ゴウゾウ)

一九三九年東京都生まれ。詩人。日本藝術院会員。
慶應義塾大学文学部国文科卒業。現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている。
短いサラリーマン生活を経て詩作に専念。一九六四年、処女詩集『出発』(新藝術社)を出版。『黄金詩篇』(思潮社、高見順賞受賞)などの初期作品では切迫感あふれる詩風で詩壇を席巻。中期以降はポリフォニー的構造の独特の文体を駆使し、「ことば」の多様な可能性を探究している。
詩の朗読パフォーマンスの先駆者の一人で海外でも積極的に朗読ライブを開催、「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こす。
代表的詩集に『熱風 a thousand steps』(中央公論社、藤村記念歴程賞受賞)『オシリス、石ノ神』(思潮社、現代詩花椿賞受賞) 『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(集英社、芸術選奨文部大臣賞受賞) 『表紙』(思潮社、毎日芸術賞受賞)『怪物君』(みすず書房)などがある。
2016年6月には、東京国立近代美術館で大規模な回顧展が開催された。

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