中原中也 いのちの声

講談社選書メチエ
ナカハラチュウヤイノチノコエ
中原中也 いのちの声
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 堕落した長州人
  • 1 植民地と幼年時代
  • 2 中也の帰郷
  • 3 長州の反逆者
  • 第二章 詩的放浪と実験
  • 1 中也と短歌
  • 2 ダダイスト中也の詩
  • 第三章 『山羊の歌』 「いのちの聲」の構造
  • 1 他界としての空へのまなざし
  • 2 「いのちの聲」の場所
  • 第四章 翻訳者としての中也
  • 1 ランボーの韻文詩訳
  • 2 ランボーの生の原理
  • 3 ヴェルレーヌとラフォルグ
  • 第五章 『在りし日の歌』 テムポ正しき散歩
  • 1 死後の世界の構造
  • 2 「春日狂想」にみる死生観
  • 参考文献
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 中原中也 いのちの声
著者名 著:樋口 覚
発売日 1996年02月09日
価格 定価:1,602円(本体1,456円)
ISBN 978-4-06-258068-7
通巻番号 68
判型 四六
ページ数 266ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:樋口 覚(ヒグチ サトル)

1948年長野県に生まれる。1971年、一橋大学社会学部卒業。文芸評論家。著書に、『富永太郎』(砂子屋書房),『「の」の音幻論』(五柳書院)、『一九四六年の大岡昇平』(新潮社、平林たい子賞受賞)、『三人の跫音』(五柳書院)、訳書には、『象徴主義の文学運動(国文社)などがある。