内部の人間の犯罪 秋山駿評論集

講談社文芸文庫
ナイブノニンゲンノハンザイアキヤマシュンヒョウロンシュウ
  • 電子あり
内部の人間の犯罪 秋山駿評論集
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内容紹介

「犯罪」とは――。都市の空虚なビル、そのコンクリートの壁の上に、簡単な1本の線で描かれる「人間」の形である。少年による「理由なき殺人」の嚆矢、小松川女高生殺人事件。犯人の少年の獄中書簡に強く心を衝たれた著者は、動機の周りを低回する世間の言説に抗し、爆発的な自己表現を求めた内部の「私」の犯罪であるとする文学の言葉を屹立させた。他、永山則夫、金嬉老など、犯罪を論じた評論17篇を精選。

目次

  • 内部の人間の犯罪
  • 殺人考
  • 金嬉老の犯罪
  • 現実は要求する、さらに深く問え
  • 犯罪と文学
  • 犯罪の形而上学
  • 都市の犯罪
  • 「犯罪」への意思
  • 「犯罪」について
  • スキャンダルと犯罪の繁栄
  • 生を螺旋形に変えよ!
  • 自己発見としての犯行
  • 永山則夫と私
  • 永山則夫への懐疑
  • 余談・閑談
  • 『山の人生』へ一言
  • 少年の理由なき殺人と文学
  • 著者から読者へ

製品情報

製品名 内部の人間の犯罪 秋山駿評論集
著者名 著:秋山 駿
発売日 2007年09月12日
価格 定価 : 本体1,400円(税別)
ISBN 978-4-06-198488-2
判型 A6
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 「内部の人間の犯罪」から「都市の犯罪」までの七篇は『秋山駿批評1定本 内部の人間』(73年小沢書店)『秋山駿批評3壁の意識』(76年同)『秋山駿批評4内的生活』(81年同)を、「『犯罪』への意思」から「少年の理由なき殺人と文学」までの十篇は初刊の『こころの詭計』(83年同)、『簡単な生活者の意見』(88年同)、『路上の櫂歌』(94年同)、『片耳の話』(01年光芒社)、『批評の透き間』(05年鳥影社)を底本とした。。

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