村上春樹の世界

講談社文芸文庫
ムラカミハルキノセカイ
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村上春樹の世界
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内容紹介

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目次


村上春樹の世界

2 作品論
自閉と鎖国/「世界の終わり」にて/不思議な、森を過ぎる/夏の十九日間/行く者と行かれる者の連帯/村上春樹の短編から何が見えるか/小説が時代に追い抜かれるとき

3 書評
『国境の南、太陽の西』/『ねじまき鳥クロニクル』/『ねじまき鳥クロニクル』第三部 /『女のいない男たち』/『騎士団長殺し』第1部・第2部

4 遺稿
第二部の深淵

解説 マイケル・エメリック

製品情報

製品名 村上春樹の世界
著者名 著:加藤 典洋
発売日 2020年05月11日
価格 定価:2,200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-06-519656-4
判型 A6
ページ数 384ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 2001年までに発表の分は「村上春樹論集1」および「村上春樹論集2」、「村上春樹の短編から何が見えるか」は菅野昭正編「村上春樹の読み方」、「小説が時代に追い抜かれるとき」および「「居心地のよい場所」からの放逐」は、「世界をわからないものに育てること 文学・思想論集」「再生へ 破綻と展開の予兆」と「第二部の深淵」は各初出紙誌を底本とした。本文中、明らかな誤記や誤植と思われる箇所は正し、各篇内での表記の統一およびふりがなの調整等を施した。

著者紹介

著:加藤 典洋(カトウ ノリヒロ)

加藤典洋(1948・4・1~2019・5・16) 文芸評論家。山形県生まれ。1972年、東京大学文学部仏文科卒。国立国会図書館勤務、明治学院大学教授、早稲田大学教授を経て、2014年、同大学名誉教授。85年、最初の評論集『アメリカの影』刊行。97年、『言語表現法講義』で新潮学芸賞、98年、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、2004年、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞。主な著書に『日本風景論』『戦後的思考』『もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために』『9条入門』『完本 太宰と井伏 ふたつの戦後』『大きな字で書くこと』などがある。

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