対談・文学と人生

講談社文芸文庫
タイダンブンガクトジンセイ
著:小島 信夫 著:森 敦 解説:坪内 祐三
対談・文学と人生
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内容紹介

独自の創作理論を打ち立てた、二大巨人による実践的文学論。

独自の文学世界を打ち立てた二大巨人――小島信夫、森敦による長篇対談。昭和20年代半ばからの知己である2人が、これまでの交遊を振り返りつつ、創作理論の<現在>を縦横に語り合う。悲劇と喜劇、内部と外部、小説におけるモデル問題、夢と幻想、演劇論等、多岐にわたるテーマを通して、2人の文学の根柢に迫るスリリングでアットホームな試み。幻の未刊長篇対談、待望の文庫化。

小島信夫
この対話は色々の問題をもってきて、互いに論じるというようなものとは大分ちがう。問題も材料も互い自身である。これは息苦しいものであるし、空を切ることもあるので、ときどき散歩をすることもある。ときには、自分自身をダマす必要もある。(略)今月、悲劇、喜劇という言葉が出現して、私は刺戟をうけた。まどろみかけた目がひらいた思いがした。(略)今回のような談話の中での文脈の中でおどり出たのだから、これは生きた言葉である。生きた言葉であるだけに、今後何度も俎上にのぼり、たのしまなければならない。――<「第四回・追記」より>

製品情報

製品名 対談・文学と人生
著者名 著:小島 信夫 著:森 敦 解説:坪内 祐三
発売日 2006年02月12日
価格 定価 : 本体1,500円(税別)
ISBN 978-4-06-198431-8
判型 A6
ページ数 424ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 『文藝』(河出書房新社刊)’81年6月号~’82年5月号までの12回連載で、本書では、同初出誌を底本としました。

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