内容紹介
すべて素顔の私。私らしい文章40篇を厳選ーー小説の中に表われる作家の分身……。自身そのように小説を書いてきたけれど、それは、<私>という人間そのものでは、決してない。おさない頃の京都の記憶、日々の生活を楽しんだ鎌倉、親しい友との旅、出会い、そしてパリでの霊的体験……。書きつづってきた文章の中から、40篇を選び出してみた、ほんとうの<私>をわかっていただくために。
◎高橋たか子「今、人生の最終段階にいる私は、私という者が大体どういう者であったかを、すくなくとも、すでに書いたエッセイをざっと並べる形において、わかっていただきたい、と思う。大体、と書いたが、全体は神のみぞ知る。<「著者から読者へ」より>
製品情報
製品名 | どこか或る家 高橋たか子自選エッセイ集 |
---|---|
著者名 | 著・その他:高橋 たか子 解説:清水 良典 |
発売日 | 2006年12月10日 |
価格 | 定価:1,650円(本体1,500円) |
ISBN | 978-4-06-198461-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 336ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 底本:「魂の犬」~「幻のノルウェー」/『魂の犬』’75年4月講談社刊「黄昏の驚異」~「最初に会った頃の遠藤さん」/『記憶の冥さ』’77年11月 人文書院刊・「不幸の哲学」~「わが町」/『驚いた花』’80年6月人文書院刊・「プロヴィダンス」~「『あなた』を下さい」/『霊的な出発』’85年1月 女子パウロ会刊。上記以外の作品は、各文章末に明示した初出紙誌を底本とする。 |
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