文化の脱走兵

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文化の脱走兵
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内容紹介

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目次

  • クルミ世界の住人
  • 秋をかぞえる
  • 渡り鳥のうた
  • 動員
  • ほんとうはあのとき……
  • 猫にゆだねる
  • 悲しみのゆくえ
  • 土のなか
  • 道を訊かれる
  • つながっていく
  • 雨をながめて
  • 君の顔だけ思いだせない
  • こうして夏が過ぎた
  • 巣穴の会話
  • かわいいおばあちゃん
  • 年の暮れ、冬のあけぼの
  • 猫背の翼
  • あの町への切符
  • 柏崎の狸になる
  • あとがき 文化は脱走する

製品情報

製品名 文化の脱走兵
著者名 著:奈倉 有里
発売日 2024年07月11日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-535966-2
判型 四六
ページ数 224ページ
初出 「クルミ世界の住人」…「群像」2022年6月号。ほかは「群像」連載「文化の脱走兵」2022年10月号~2024年4月号。書籍化にあたり、加筆・修正をおこないました。

著者紹介

著:奈倉 有里(ナグラ ユリ)

1982年、東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。2008年、ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業する。東京大学大学院修士課程を経て博士課程満期退学。博士(文学)。2022年、『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。主な訳書に、ミハイル・シーシキン『手紙』(新潮クレスト・ブックス)、サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』『赤い十字』(集英社)、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版』(岩波書店)ほか多数。近著に『ロシア文学の教室』(文春新書)。

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