内容紹介
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目次
- 第1章 母の発病――そして要介護5へ
- 夜中に玄関で転倒、怪我/症状が進み、身体機能も低下/施設に入所、介護度は最高ランクに/母を見ていると
- 第2章 早期受診の大切さ
- 1―何か変だ、どこかおかしい
- 加齢による物忘れと認知症の物忘れの違い/周囲の人が気を付けたい変化
- 2―病院の選び方
- どの病院に行くのがよいのか?/受診を納得させるための工夫と気遣い
- 第3章 ところで認知症とは?
- 見逃すな、治療可能な認知症/認知症は遺伝するのか?/うつ病と認知症/中核症状と周辺症状に分けられる/女性に多い、物とられ妄想/徘徊の背景にあるもの
- 第4章 検査と診断、告知の難しさ
- 1―検査と診断
- 付き添いの話から、ある程度の診断が可能
- 2―手探りが続く告知の現場
- 「大きなショックを受けた」と患者のメモ/高齢者への告知では3つのパターン
- 第5章 認知症にはさまざまな病気がある
- 1―アルツハイマー病
- 病気の進行を抑制する4つの薬/「抑肝散」などの漢方薬も/回想法など、薬を使わない治療法も
- 2―レビー小体型認知症
- パーキンソン病とは“兄弟関係”/睡眠中に怒鳴ったり暴れたりも
- 3―前頭側頭葉変性症
- 人格が変わったようになって/抗うつ剤の一種SSRIの投与も/常同行動を上手に利用してのケアを
- 4―血管性認知症
- まだら認知症/脳卒中の再発に注意を
- 5―若年性認知症
- 平均発症年齢51.3歳、男性の方が多い/うつ病や更年期障害と誤診されることも
- 第6章 認知症の予防をめぐって
- 1―生活習慣病を防ぐ
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などに注意/「糖尿病の高齢者の3人に1人が認知症」とも/アルツハイマー病は「脳の糖尿病」
- 2―運動の勧め
- 3―食生活の工夫
- ポリフェノールに予防効果
- 4―よくかむと脳が活性化
- 一口30回を目安に、よくかんで
- 5―元気老人に学ぶ
- 「健康老人12ヵ条」の知恵/認知症のグレーゾーンでもブレーキは可能
- 第7章 介護の周辺
- 欠かせない介護者への配慮/キュア(治療)よりケア(介護)を/こんなに体力がいるものなのか/「二度ボコ」になった母
製品情報
製品名 | 認知症を知る |
---|---|
著者名 | 著:飯島 裕一 |
発売日 | 2014年06月18日 |
価格 | 定価:880円(本体800円) |
ISBN | 978-4-06-288269-9 |
通巻番号 | 2269 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 272ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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