発達障害の人が長く働き続けるためにできること

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発達障害の人が長く働き続けるためにできること
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内容紹介

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目次

  • 《1 能力はあるのに、うまく働けない人たち》
  • 【発達障害と仕事】 得意な仕事・不得意な仕事がはっきりと分かれる/ 一般企業で働く社員のなかに発達障害の人がいる/ 主な悩みは上司や同僚、顧客とのコミュニケーション
  • 【診断例】1 うつ病・ASD 上司の指示通りに働けず、うつ病になって休職したAさん/ 2 ADHD ミスが多すぎて、産業医から発達障害を指摘されたBさん/ 3 ASD傾向 息子がASD傾向と診断され、自分も同じだと感じたCさん
  • 《2 苦しむうちに、発達障害外来にたどりつく》
  • 【受診先の探し方】 なぜ「発達障害」で「精神科」に行くのか
  • 【診察の流れ】 受診の前に問診票、母子手帳、通信簿を用意する/ 何歳の患者さんでも、診察には母親が同席したほうがよい
  • 【診断・治療】 診断が出る人と、特徴はあるのに診断が出ない人に分かれる
  • 《3 仕事を続けるため、復職支援プログラムに参加》
  • 【なぜ支援を受けるのか】 一次障害には治療よりも、理解と支援が重要だから/ 障害の軽さと働きやすさは、必ずしも一致しない
  • 【活動】 1 基本プログラム オフィスワークや運動、セルフケアがプログラム全体のベースになる/ 2 自己分析 休職の原因や背景を考え、文章化していく/ 3 グループワーク 集団活動を通じて、発達障害を理解する/ 4 コミュニケーション 仕事上の問題を「ロールプレイ」で再現し、対策を練る/ 5 文献講読 本を読み、障害特性や自分の特徴を理解する
  • 【個別面談】
  • 《4 働き方を見直し、自分なりのアレンジをする》
  • 【なぜ仕事を見直すのか】 「同僚に違和感を与えない働き方」を身につける
  • 【見直し】 1 叱られ方 反論はいっさい考えず、まずはとにかく聞く/ 2 話の聞き方 動画サイトを使ってメモのとり方を学ぶ/ 3 話し合い方 グループで物語に順位をつける練習をする/ 4 頼み方・断り方 表現のバリエーションを機械的に覚える/ 5 苦手な作業 できないことには立ち向かわないと決める
  • 【復職の流れ】
  • 《5 仲間や家族の支えを得て、復職する》
  • 【なぜ支えが必要なのか】
  • 【仲間とのやりとり】
  • 【家族とのやりとり】
  • 【職場でのやりとり】

製品情報

製品名 発達障害の人が長く働き続けるためにできること
著者名 監:五十嵐 良雄
発売日 2014年11月27日
価格 定価:1,430円(本体1,300円)
ISBN 978-4-06-278973-8
判型 B20取
ページ数 102ページ
シリーズ 健康ライブラリー

著者紹介

監:五十嵐 良雄(イガラシ ヨシオ)

1949年、東京都生まれ。メディカルケア虎ノ門院長。医学博士。精神保健指定医。76年、北海道大学医学部卒業。埼玉医科大学、ミラノ大学やユトレヒト大学への留学、秩父中央病院長などをへて、2003年にメディカルケア虎ノ門を開設、院長に就任。現在、うつ病リワーク研究会代表世話人、東京大学大学院非常勤講師などを兼務。専門はうつ病の治療、復職支援。主な著書に『うつ病リワークプログラムのはじめ方』(共同執筆、弘文堂)など。テレビ、新聞などの取材を多数受けている。

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