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発達障害の子のコミュニケーション・トレーニング

友達の話を聞かず、自分の言いたい事ばかり話す。ちょっとからかわれただけで、キレて暴力をふるう。そんな会話のトラブルを何度もくり返す子がいます。そのままにしておかず生活の中でトレーニングをすれば、ケンカやいじめなどの大きな問題に発展することを防げます。本書のトレーニングは親子で楽しみながらとりくめるものです。会話力をつける第一歩は「笑顔であいさつ」。スモール・ステップで一歩ずつ始めましょう!


ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【ゴールは「いいお友達」になること】

会話や友達付き合いのトラブルから子どもを守るトレーニング方法を紹介。
15のステップで話す・聞く力が身につき感情表現も豊かになる!

友達の話を聞かず、自分の言いたいことばかり話す。
ちょっとからかわれただけで、キレて暴力をふるう。
そのような会話のトラブルを何度もくり返す子がいます。
そのままにしておかないで、トレーニングをすることで、
ケンカやいじめなどの大きな問題に発展することを防げます。 (第1章より)

家庭で楽しくトレーニングすれば、
1.相手の話をしっかり聞ける
2.相手の気持ちを想像できる
3.自分の気持ちを伝えられる
そして、学校生活が楽しくなる!

《会話のトラブルが多い子どもたち》
【Aさん】友達が嫌がっていても言いたいことを言い続ける
【Bさん】意見や感想を聞かれると黙りこんでしまう
【C君】すぐにバレるようなウソをいくつも言う
【D君】興味のない話になるとふざけたり暴れたりする
【E君】口げんかの末に刃物を持ち出し大事件に

《いますぐ15ステップのコミュニケーション・トレーニング》
【STEP】
【1】笑顔
【2】声の大きさ
【3】聞く姿勢
【4】気持ちの読みとり
【5】順番に話す
【6】相手をほめる
【7】質問
【8】話題選び
【9】謝る
【10】要求
【11】自己表現
【12】説明する
【13】事実と意見
【14】主張する
【15】距離のとり方

《本書の内容構成》
1.会話のトラブルが多い子どもたち
2.発達障害の子のコミュニケーション能力とは
3.15ステップのコミュニケーション・トレーニング
4.子どもにあわせてテーマ・レベルを調整する