「発達障害に気づいて・育てる完全ガイド」既刊・関連作品一覧
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【小学生対象=先生・保護者がすぐに使える記入式シートつき】
発達障害はかならず改善できる!
2007年度からの特別支援教育に対応!
教育現場の「困った!」に応えて専門家がつくった、初めての記入式シートと実例集で、子どもの傾向と接し方がわかる
(まえがきより)
学校では、子どもたちの言動が、性格によるものなのか、障害によるものなのかの判断に迷うケースも多く、先生の判断しだいで、対応もかなり異なったものになる可能性があります。本書でも解説するように、障害のある子どもたちへの対応しだいでは、不登校や非行などの二次的な障害を引き起こし、問題をさらに深刻にすることもあるのです。診断も対応も手探りで、困惑する先生方も少なくありません。
そこで長年の研究をもとに、現場の先生方や保護者が子どもの傾向を確実に把握できる「行動と学習に関する基礎調査票」(以下、基礎調査票と表記)および、その結果をわかりやすく表示する「評価シート」を作成しました。
本書の目的は発達障害の有無をチェックすることではありません。子どもの特性を正確に把握することが、具体的な対応策につながります。子どもたちとご両親の悩みや苦しみに、周囲が早く気づいて、適切な支援が受けられるようにするのが目的です。(黒澤礼子)
発達障害の子どもが、全国に69万人!?
●席に座っていられない
●思い通りにならないとパニックに
●友達といっしょに遊べない
●ルールを守れない
●忘れものがひどく多い
●すぐにカッとなる
【本書の内容構成】
1.発達障害と特別支援教育の基礎知識
発達障害を正しく知ろう
2.基礎調査票・評価シートと実例集
基礎調査票と評価シートの使い方
10の実例にみる状況と経過
3.対応方法の具体例
学校と家庭が協力して成功体験で自信を育てる