「赤ちゃんの発達障害に 気づいて・育てる完全ガイド」既刊・関連作品一覧
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【1歳6ヵ月児用、3歳児用=2種類のすぐに使える記入式シートつき】
目が合わない、言葉が増えない、だっこをいやがる…
発達障害は乳幼児のときからきざしがあらわれる。
記入式シートと実例集で子どもの傾向と正しい接し方がわかる、
保健師、保育士、言語聴覚士にもすぐに役立つ 0歳からの療育ガイド。
(まえがきより)
発達障害は、人間の心の機能ともいうべき部分の障害であるため、とてもわかりにくく、理解されにくいところがあります。
子どもはあっという間に大きくなります。発達障害と気づかず、特別な支援も受けないまま、やがてさまざまな問題が周囲にも見えてきます。困った子だ、性格だから、努力しないから、親がちゃんとしないから……などと、子ども本人と家族ばかりが非難されることになるでしょう。
やがて心労から母親がうつ病などの心の病気になったり、子どもを虐待したり、その子どもが大きくなって家庭内暴力をふるう……こうした悲劇につながる例は、けっして少なくないのです。(中略)
子どものようすが気になったときから、本書にあるような対応法を実践し、子どもとのかかわりを工夫してあげてください。そして困ったり迷ったりしたときには、専門家に相談することをためらわないでください。
【本書のおもな内容】
《第1章 こどものようすが心配なとき》
母親たちは今困っている /こんなようすがありませんか
発達障害の基礎知識 /乳幼児健診をじょうずに受けよう
《第2章 基礎調査票・評価シートと実例集》
基礎調査票・評価シートの使い方
基礎調査票・1歳6ヵ月児用
基礎調査票・3歳児用
評価シート(解説・記入用)
実例1 無言で走り回り片時も目が離せない
実例2 不可解な理由で2時間でも泣き叫ぶ
実例3 コミュニケーションが1方向で衝動性も
《第3章 対応方法の具体例》
睡眠リズムをつくる /健康な愛着を育てる
感覚の過敏さ・鈍さを直す /偏食を直す
言葉の発達を促す /人の気持ちがわかる子に
がまんできる子に /パニックになったとき 他