認知症の人のつらい気持ちがわかる本

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認知症の人のつらい気持ちがわかる本
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • ケース 認知症でも、おばあちゃんなりに考えて、一所懸命していること
  • 《1.自分を失っていく不安と恐怖》
  • 【心配】疲れ? なにかがおかしい 【困惑】日常生活に困ることが起こる 【会話】言いたいことの言葉が見つからない 【記憶】みんなが自分の知らないことを言う 【受診】私はぼけ? はっきり知りたい 【診断】病名がわかってよかったけれど 【恐怖】自分が自分でなくなってしまう  【後悔】これまでのなにがわるかったんだろう
  • 《2.自分にできることをしておきたい》
  • 【準備】今後に起こりそうな問題を考える 【支援】誰かに助けてもらいたいけど 【お金】生活費や医療費を確保しておく 【工夫1】現在できることを最大限活用する 【工夫2】細かい工夫でミスを防ごう  【医療1】これ以上、症状を進行させたくない 【医療2】病院は頼りにしているが要望もある  【独居】ひとり暮らしを続けていけるか 【遺言】死に方と死後の始末を決めておく 
  • 《3.寂しい日々だけど喜びもある》
  • 【孤独】人とのかかわりがなくなって寂しい 【生きがい】できることもあると、わかってほしい 【介護】人に迷惑をかける自分が情けない 【福祉】デイサービスは気晴らしになる 【対人関係】うれしかったこと、悲しかったこと 【思考】なにごともよいほうに考えるようにしている 【楽しみ1】人に会い、おしゃべりをするのが楽しい 【楽しみ2】ささやかながら楽しめる趣味がある 【人生】平凡に生きてこられてよかった 【家族】言葉につくせないほど感謝している 
  • 《4.認知症の人がすんでいる世界を理解する》
  • 【出現強度】頼れる人だから、わがままになる 【自己有利】自分に不利なことは認めない 【まだら症状】常識と非常識が混在する 【感情残像】記憶は残らなくても感情は残る 他
  • 《5.こんなとき、どうする?―気持ちに寄り添って》
  • Q1 すすめても病院に行こうとしない/Q2 近所の人に家族の悪口を言いふらす/Q3 止めても、車の運転をしたがる/Q4 トイレ以外の場所で排泄してしまう 他

製品情報

製品名 認知症の人のつらい気持ちがわかる本
著者名 監:杉山 孝博
発売日 2012年08月25日
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN 978-4-06-278968-4
判型 B20取
ページ数 102ページ
シリーズ こころライブラリーイラスト版

著者紹介

監:杉山 孝博(スギヤマ タカヒロ)

川崎幸クリニック院長。公益社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益社団法人さわやか福祉財団評議員。 1947年愛知県生まれ。東京大学医学部付属病院で内科研修後、川崎幸病院で地域医療に取り組む。1998年同病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックを設立し、院長に就任、現在に至る。 
 主な著書に『認知症・アルツハイマー病 早期発見と介護のポイント』(PHP研究所)、『ぼけ 受け止め方・支え方』(家の光協会)、『痴呆性老人の地域ケア』(医学書院)など多数。

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