新しい哲学の教科書 現代実在論入門

講談社選書メチエ
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  • 電子あり
新しい哲学の教科書 現代実在論入門
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内容紹介

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目次

プロローグ 「何をしたいわけでもないが、何もしたくないわけでもない」

第I章 偶然性に抵抗する──カンタン・メイヤスー
1 相関主義と信仰主義
2 偶然性・必然性・事実論性
3 亡霊のジレンマ

第II章 人間からオブジェクトへ──グレアム・ハーマン
1 オブジェクト指向存在論
2 四方対象
3 物の超越

第III章 普遍性を奪還する──チャールズ・テイラーとヒューバート・ドレイファス
1 自然科学と人文科学の広さ
2 媒介説から接触説へ
3 新たな広さの行方──多元的実在論

第IV章 新しい実在論=現実主義──マルクス・ガブリエル
1 世界は存在しない
2 意味の場の存在論
3 高さでも広さでもなく

エピローグ メランコリストの冒険

文献一覧
あとがき

製品情報

製品名 新しい哲学の教科書 現代実在論入門
著者名 著:岩内 章太郎
発売日 2019年10月12日
価格 定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-06-517394-7
通巻番号 712
判型 四六
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:岩内 章太郎(イワウチ ショウタロウ)

1987年生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業。同大学大学院国際コミュニケーション研究科博士後期課程修了。博士(国際コミュニケーション学)。早稲田大学国際教養学部助手を経て、現在、早稲田大学、東京家政大学、大正大学ほか非常勤講師。専門は、哲学。
主な論文に、「思弁的実在論の誤謬」(『フッサール研究』第16号)、「判断保留と哲学者の実践」(『交域する哲学』月曜社)など。

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