認知症の「真実」

講談社現代新書
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認知症の「真実」
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内容紹介

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目次

  •  はじめに
  • 第1部 認知症はどういう病気なのか?
  •  第1章 その医者が認知症患者をダメにする!
  •   62歳でアルツハイマー病になった内田さんの場合/「入院して、薬の調整をしてみませんか」という誘い/他
  •  第2章 認知症の診断基準のミステリー
  •   認知症はなぜこんなに増えたのか/国のキャンペーンで広まった認知症/そもそも何をもって認知症というのか/他
  •  第3章 認知症は薬で「治る」のか?
  •   中核症状と周辺症状/抗認知症薬とはどういう薬か/アリセプトの増量規定という謎/中核症状の標準治療/他
  •  第4章 コウノメソッドの挑戦 治療薬の適切量をコントロールする
  •   コウノメソッドとは/認知症を「治せる」医者はどこにいるのか/他
  • 第2部 こんなに違う認知症タイプ別分類
  •  第5章 レビー小体型認知症(1) 専門医ですら知らない治療法
  •   前提としてのアルツハイマー型認知症/レビー小体型認知症とは/他
  •  第6章 レビー小体型認知症(2) 当事者の口から語られたレビー小体型認知症
  •   栗岡紀世美さんの場合/レビー小体型認知症の宣告を受ける/他
  •  第7章 脳血管性認知症 高次脳機能障害とのあまりに微妙な線引き
  •   脳血管性認知症は認知症なのか/岩崎美枝さんの場合/認知症と高次脳機能障害との違い/他
  •  第8章 ピック病などの若年認知症
  •   若年認知症とは何か/分類が複雑な前頭側頭型認知症/家族が振り回されるピック病/ピック病のケアと治療
  • 第3部 認知症にどう向き合うか
  •  第9章 認知症介護で潰れないために 家族会からのアドバイス
  •   「薬を飲ませているのは、家族なのよ」/干場功さんの場合/若年認知症をどうサポートするか/他
  •  第10章 薬に頼らない認知症介護 「諏訪の苑」の取り組み
  •   入院が認知症をつくる/横山靖男さんの場合/向精神薬を次々と中止/「諏訪の苑」の認知症ケア/嘱託医と看護師の連携プレー/他
  •  第11章 認知症の人は病人ではなく「普通の人」
  •   「ゆきぐに大和病院」に宮永和夫氏を訪ねて/認知症は「死に至る病」なのか/精神科への入院がすべてを悪化させる/他
  •  おわりに

製品情報

製品名 認知症の「真実」
著者名 著:東田 勉
発売日 2014年11月19日
価格 定価:880円(本体800円)
ISBN 978-4-06-288292-7
通巻番号 2292
判型 新書
ページ数 272ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:東田 勉(ヒガシダ ツトム)

東田/勉(ひがしだ/つとむ)
1952年生まれ。國學院大学文学部国語学科卒業。コピーライターとして制作会社数社に勤務後、フリーライターとなる。2005年7月から2007年9月まで、主婦の友社から刊行された介護雑誌『ほっとくる』の編集を担当。同誌休刊後、フリーのライター兼編集者として活躍中。主な編著作に『介護のしくみ』、『新しい認知症ケア 介護編』『新しい認知症ケア 医療編』など多数

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