捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体

講談社現代新書
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  • 電子あり
捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
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内容紹介

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目次

序章  「計測できない世界」から「ネットワーク集合知」へ    

第一章 地域金融変革運動体             
1 地域の問題解決を本気で目指すヘンタイたちのネットワーク
2 心理的安全な組織が未来を切り拓く
3 顧客のためにならないノルマを無視する諏訪信用金庫の支店長
4 琉球銀行「DJバンカー」が目指すデジタル時代にファンが集まる銀行
5 「何でも相談できる人」を目指す元・山梨県信用保証協会の「虎」

第ニ章  「新常態」の金融             
1 「金融処分庁」から「育成庁」へ転換した金融庁の思惑
2 「地銀再編」はどこに向かうのか
3 コロナ禍があぶり出した地域金融の問題点
4 「変わった公務員」が生んだ地域変革のネットワーク
5 金融機関は地域創生にどう関わるべきかーー地域商社の新しいモデル
6 金融行政が目指す「地域経済エコシステム」

第三章 感染する知性             
1 企業―大学―金融 山形県から広がった「産学金」連携モデルへの希望
2 荘内銀行・科学技術に精通したバンカーの地域課題解決支援策
3 還暦の「技術屋」で変わる山形銀行

第四章 ネットワーク集合知          
1 変革運動を広げるために必要なネットワークとは何か
2 集合知を活かして相転移を起こす
3 困っている相手の求めに応じてこそ地域金融の企業支援

終章 つながりすぎた社会           
1 金融は「窮地の時の頼れる迂回路」になれるか
2 動き出したコロナ対策の企業支援「集合知プロジェクト」
3 「事業者の元気」の先にしか「地域の元気」はない

製品情報

製品名 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
著者名 著:橋本 卓典
発売日 2020年09月16日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-520145-9
通巻番号 2584
判型 新書
ページ数 408ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:橋本 卓典(ハシモト タクノリ)

はしもと たくのり
共同通信編集委員。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計30万部を突破。本作はその第4弾となる。

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