内容紹介
カメラマン・小林紀晴が撮る、日本全国の奇祭。長野御柱祭の地で生まれ育った著者は、土着的な要素を感じる「奇祭」に惹かれ、全国を旅する。祭りの時にだけ顔を見せるかつての人の想い。カメラのファインダー越しに感じる古の神々。本来、撮れるはずのないものたち。遠い過去の日本人を目撃する異色の写真紀行。
カメラマン・小林紀晴が撮る、日本全国の奇祭。
長野御柱祭の地で生まれ育った著者は、土着的な要素を感じる「奇祭」に惹かれ、全国を旅する。
祭りの時にだけ顔を見せるかつての人の想い。カメラのファインダー越しに感じる古の神々。本来、撮れるはずのないものたち。
遠い過去の日本人を目撃する異色の写真紀行。
目次
- 長野から南へ
- 一、御柱祭/長野県諏訪地方
- 二、パーントゥ/沖縄県宮古島
- 三、ショチョガマ・平瀬マンカイ/鹿児島県奄美大島
- 四、ケベス祭/大分県国東市
- 五、銀鏡神楽/宮崎県西都市
- 六、椿山虫送り/高知県仁淀川町
- 関東の祭り
- 七、大野の送神祭/埼玉県ときがわ町
- 八、テンゴウ祭り/埼玉県秩父市
- 九、脚折雨乞/埼玉県鶴ヶ島市
- 東北の祭り
- 十、蘇民祭/岩手県奥州市
- 十一、相馬野馬追/福島県相馬市、南相馬市
- 十二、木幡の幡祭り/福島県二本松市
- 再び、長野へ
- 十三、和合の念仏踊り/長野県阿南町
- 十四、道祖神祭り/長野県野沢温泉村
- 十五、新野の雪祭り/長野県阿南町
- 十六、御射山祭/長野県富士見町
製品情報
製品名 | ニッポンの奇祭 |
---|---|
著者名 | 著:小林 紀晴 |
発売日 | 2017年08月17日 |
価格 | 定価 : 本体900円(税別) |
ISBN | 978-4-06-288441-9 |
通巻番号 | 2441 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 280ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |
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