ヨーロッパの舌はどう変わったか 十九世紀食卓革命

講談社選書メチエ
ヨーロッパノシタハドウカワッタカジュウキュウセイキショクタクカクメイ
ヨーロッパの舌はどう変わったか 十九世紀食卓革命
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内容紹介

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目次

はじめに 身長をめぐる二、三の問題
第一章 飢えからの解放
1 ヨーロッパの農業
2 飢饉の恐怖
3 栄養状態の変遷
第二章 植民地の「恩恵」
1 「コロンブスの交換」
2 貧民の食べもの
3 新しい飲みもの
第三章 食の産業化
1 食品工業の成立と工業的食品
2 流通の変化
3 献立のむこうに見えるもの
第四章 変わる食習慣
1 食事マナーの「文明化」
2 食器が人の意識を変える
3 民衆の食事
第五章 イデオロギーとしての食
1 食品化学の発達
2 インチキ食品と法規制
3 「純正な」食品とは
第六章 食の「民主化」
1 大衆の口に
2 美食の二十世紀


参考文献
図表出典一覧
あとがき

製品情報

製品名 ヨーロッパの舌はどう変わったか 十九世紀食卓革命
著者名 著:南 直人
発売日 1998年02月10日
価格 定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-06-258123-3
通巻番号 123
判型 四六
ページ数 270ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:南 直人(ミナミ ナオト)

1957年生まれ。京都大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。大阪国際女子大学人間科学部助教授。専攻はドイツ近代史。著書に『青い恐怖 白い街──コレラ流行と近代ヨーロッパ』(共著、平凡社)、『日常と犯罪──西洋近代における非合法行為』(共著、昭和堂)などがある。